この度弊社が製作しました「松枯れ被害材を使用したエレキギター・JRP Guitars製品」が ウッドデザイン賞2018を受賞いたしました。

ウッドデザイン賞について


ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度です。
これによって“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としています。

引用:ウッドデザイン賞ウェブサイト
https://www.wooddesign.jp/

概要

弊社では2017年より、地元長野県松本市の岡田地区、芥子望主山公園に生えていたアカマツを材料に少数ながらギターを制作しておりました。このアカマツはマツクイムシの被害により松枯れの症状を現しており、そのまま放っておくと自然に倒れる危険性があり、また松枯れが進行しきった後はマツクイムシが別の木に移るため、被害が止まらないという問題から伐採せざるを得ないものでした。

松枯れになってしまったアカマツは、「アオ」と呼ばれるシミが出たり、虫食いの穴が多数見受けられるなど、木材としての価値が下がり、極端な場合はそのまま燻蒸処理(くんじょうしょり)をされた後廃棄されることもあります。

ディバイザーではこのアカマツをエレキギターの素材に使い、製品化いたしました。

ギターにする際には、これまでのギターの様に木目の良いところだけ使うということが難しく、またこれまでとは全く違った印象のギターにするように、あえて節やシミ、虫食いの穴を残し、強調するような木取り、塗装を用いて製作しました。

こういった経過で完成したプロトモデルは、地元メディア等に取り上げていただく機会を得て、少しずつ認知を上げて来ております。
2018年5月には初の製品版が完成し、実際に全国のいくつかの楽器店様店頭に並べられ、実際にエンドユーザー様に届いているギターもあるとのことです。

現在は製品版の第二弾の製作が進行しており、今後も継続して取り組んでいく体制をとっています。

ウッドデザイン賞を頂いたことを励みに、より一層アカマツギターの認知度向上に取り組むとともに、さらに魅力的なギターづくりに邁進してまいります。

赤松ギタープロジェクトウェブページ
http://www.deviser.co.jp/content/jrpguitars