【ディバイザー大商談会2022】JRP Guitars『SB-ZERO』が2022限定仕様で登場

さぁ、いよいよ明日開催となったディバイザー大商談会2022!

公開に先立ち、数多くのモデルをチラ見せしていますが、「これだ!」というモデルはありましたか?

これまで公開してきた商談会限定モデル特集記事はこちらからご覧ください!

 

 

 

 

 

 

・・・今回の商談会でもレギュラーモデルとはひと味もふた味も変わったモデルが立ち並びますが、
普段は製作しておらず、こういった商談会や楽器ショーなどのイベントでのみ製作している弊社のブランドをご存知でしょうか?

その名も

JRPはJapanese Red Pine(赤松)の意味です。

よく「アカマツギター」などと呼ばれますが、実はこの『Bacchus JRP Guitars』ブランドはイベント限定生産かつ一度製作したモデルは二度と再生産しないといった特徴があります。

『JRP Guitars』ディバイザー大商談会2022限定モデル

もちろん本イベント限定の『JRP Guitars』を製作しています。

今回製作したモデルは

JRP Guitars SURF-BREAKER“SB-ZERO”

特徴的な使用材や見た目、コンセプトなどからビザール系のギターだと思われがちなJRP Guitars。

本稿では、ルックスのみならず改めてその機能性やサウンド面にフォーカスしていこうと思います!

赤松

赤松は古来より建物の重さを支える梁や桁、和室の床柱などによく用いられてきました。
また、松茸が生えてくるのも赤松で、黒松とならび日本国内で最も多く見かける針葉樹でしょう。

ですが、ギターに使用される材としては2022年現在はこの『JRP Guitars』ブランドでしか採用されておらず、まだ赤松をボディに用いたギターに不安を覚える方も多いかもしれません。

針葉樹が軽くて柔らかい『ソフトウッド』、広葉樹が重く硬い『ハードウッド』と呼ばれます。
ギターの使用材としては広葉樹が多く採用されており、主流である『アルダー』や『アッシュ』なども広葉樹です。

針葉樹である『赤松』は通常ではギターに使用されませんが、あえてこれを採用したのが『JRP Guitars』。
『赤松』はギターに採用される材としては非常に柔らかく、軽いのが特徴です。

また、この衝撃的なルックスの何よりの特徴は『虫食い』にあります。

ギターを選ぶ際に、カラーリングだけでなく杢目も見ながら選ばれる方も多くいらっしゃるかと思いますが、赤松はこの虫食いにより、まさに唯一無二のギターになります。

同じモデルでも全く表情が違うため、より一層ギター選びが楽しくなることでしょう。

SURF-BREAKER”SB-ZERO”-SP22

今回の商談会で発表されるモデルは『SURF-BREAKER”SB-ZERO”-SP22』です。

Bacchusオリジナルのオフセットシェイプ”SURF”を基調に、アウトラインに沿ってジャーマンカーブ加工を施した立体的なルックスに仕上げております。

カラーリングは珊瑚を連想させる『コーラルピンク』を選択しました。
その美しく淡いピンク色の珊瑚は別名「エンジェル・スキン」とも呼ばれ「赤松」の虫食いや節などを優しく包み込むナチュラルなカラーリングになっています。

ポップでありながらも特徴的な赤松の杢目を引き立てる洗練されたカラーリングとなっており、本機を持つ人の魅力をより一層引き出してくれます。

Mojotone Gold Foil + Classic Tele のコンビネーション

ここ最近の『JRP Guitars』では、2ハムピックアップ仕様のモデルを展開していましたが、今回は『SURF-BREAKER』試作一号機に採用されていた【Mojotone Gold Foil + Classic Tele】のコンビネーションを取り入れ、原点回帰とも言える仕様に。

特に特徴的なフロントの『Gold Foil』は60年代のオリジナルを正確に再現しており、クリアかつパワフルで、豊かな倍音成分を持ちながらも分離に優れたサウンドを実現します。

クリーントーンでのジャズやソウルなどに求められるふくよかなトーンは勿論のこと、
ロック、泥臭いブルースなどでオーバードライブさせた音色でもこのギターの魅力を実感いただけます。

赤松の材としての可能性、そして赤松ギターにまだ触れたことがないプレイヤーに今一度注目していただきたいサウンドとも言えます。

ギタリスト 有賀教平による試奏動画

今回『SURF-BREAKER”SB-ZERO”-SP22』を弾いていただいたのはギタリスト 有賀教平氏。
「このギターにはこのサウンドが合うのではないか」という有賀氏のファーストインプレッションによる即興演奏は、赤松ギターについてよく知らない方や、サウンドが気になる方にとっては要チェックです!


ディバイザー大商談会2022は5月25日開催!

今回ご紹介した赤松ギターを含む計100モデル以上もの新製品を発表する【ディバイザー大商談会2022】は5月25日にオンライン開催!!

こちらの特設サイトで情報を少しずつ公開していきますので、ぜひご覧ください!


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