【井草聖二】Standard Seriesモダン仕様モデルの魅力

Headwayの国産ラインナップ『Standard Series』
Headwayの創設者である百瀬恭夫が築き上げてきた技術を脈々と受け継ぎ、もはや仕様や構造面においてフラッグシップラインのAska Team Build Seriesとも遜色のない仕上がりとなっています。

今回はそんなHeadway STD Seriesの中でも、Headway独自の視点から構造やデザインをブラッシュアップしたモダン仕様モデル『500番シリーズ』を、国内外問わずSNSや動画サイトで話題の井草聖二氏に弾いていただきました。

Seiji Igusaが語るHeadway STD モダン志向モデルの魅力

500番モデルを弾いた感想

井草聖二:
見た目は凄いトラディショナルな形をしているんですけれども、音はかなり現代的と言いますか。
もちろんアコースティックな暖かい音はあるんですけれども、現代のプレイスタイルに求められるような速いパッセージの立ち上がりの速さとか音の分離の良さを凄く感じました。

プレイヤー目線で気になったポイント

井草聖二:
もっと現代的なアプローチとして、動画投稿する方だったりとかSNSで発信する方のテクニカルなプレイとかそういったものにものすごくハマるんじゃないかなと思います。
見た目も引き締まった感じなので、カメラ写りも凄くいいギターかなって思ってます。

▲写真は取り付け前ですが、製品にはケーブルフックも取り付けられています▲

井草聖二:
バッテリーボックスを予め金属で固い感じで付けてもらえているのは凄くプレイヤーとしてはありがたいですね。
というのも、一番共振とかのトラブルになりやすいのがバッテリーだったりとか、あとケーブルの張ったところが共振してブルブルしてしまったりするので、そういうところが予め想定されているのは凄くいいかなと思いますね。

シェイプによるサウンドの違い

▲HD-531 SF,S/STD▲
▲HF-531 SF,S/STD▲

井草聖二:
HD-531 SF,S/STDは低音と高音がシャキっと出てくれるのでどっちかと言うとドンシャリなサウンドかなと思います。

HF-531 SF,S/STDに関しては、ミドルの押し出しが凄く強いので、やっぱり指弾きでメロディを弾いた時にすごく立ってくれたりとか、ピックで弾いたときもしっかりとリードラインが抜けてくれるようなサウンドかなと思います。

なのでどちらかと言うと、HDはバッキングに凄く映えて、HFはメロディとかリードに映えるのかなと個人的に思ったりしてます。

他のSTDシリーズモデルについて

井草聖二:
この他にももっとトラディショナルなモデルでアコースティックな暖かい音が欲しい方はHD-115,HF-415モデルが合うかなと思ったりします。

対して500番モデルは現代的なプレイにすごくマッチしているのでぜひぜひ楽器屋さんで弾き比べてみてください。

今回紹介したモデル

HD-531 SF,S/STD

HF-531 SF,S/STD

HD-115 SF,S II/STD

HF-415 SF,S II/STD

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