【ディバイザー大商談会】Momoseブランドから初の赤松ギターが登場
えっ
えっ!?!?
ディバイザー大商談会2023まであと3日しかない!?!?!?
ほんとですか!?
ホントだーーーーー!!!!!!!!
どうしよう・・・
この期に及んでまだ紹介できていないモデルがあるのに・・・
Momoseブランド初となる赤松ギターが登場
というビッグニュースが
会期3日前のお知らせになるなんて・・・!!
虫食いは『個性』!赤松ギター!!
ということで、
Momoseブランド初となる赤松ギターが『ディバイザー大商談会2023』にて登場決定!
ディバイザーは桜や栃をはじめとする、和材を用いたギター製作に積極的に取り組んできましたが、その中でも特にディバイザーが本社を構える長野県松本市の和材にフォーカスして製作しているのがこの『赤松ギター(JRP Guitars)』です。
長野県はマツクイムシによる松の木の虫食い被害はなんと全国1位。
しかも、長野県の中でも最も被害が大きいのは松本市なんです!
長野県松本市でギターを通して木材に深く関わっているディバイザーとしてはこの事態を見過ごすことはできませんでした。
「なんとかこの赤松をギターに出来ないか?」
と提案したことがきっかけでこの赤松ギター(JRP Guitars)が生まれました。
この『赤松』にあって、他の木材に無い何よりの特徴は『虫食い』。
ギターに使う木材は、マグロで言えばトロの様に希少かつ上質な部分。節やシミがなく、虫食い穴を避け、木目の整った部分のみ使うものです。
ギター職人の目から見ると、このアカマツは「使わない理由」しか持っていませんでした。
しかし一方で、「ただアカマツで作った綺麗なギター」ではなく、作るならば強烈なインパクトを与えられるようなギターを作りたかった私たちは、あえてこのアカマツが持つ節、虫食い穴をそのまま活かす方針を固めました。
ギターを選ぶ際に杢目を見ながら選ばれる方も多くいらっしゃるかと思いますが、2本と同じ杢目のギターが無いように、赤松にある『虫食い』もまた、自然の摂理により生まれた神秘的なルックス、唯一無二のギターになります。
同じモデルでも全く個性が違うため、より一層ギター選びが楽しくなることでしょう!
Momose × JRP Guitars トーンウッドとしての可能性
トーンウッドとしての赤松
そんな赤松ですが、ギターに使用される材としては2023年現在ディバイザーでしか使用されておらず、まだ赤松をボディに用いたギターに不安を覚える方も多いかもしれません。
しかし、我々がこの『虫食い赤松』を使用してギターを製作し始めてから6年が経ち、赤松ギターはこのインパクトのあるルックスのみならず、トーンウッドとしても可能性を見出しました。
赤松はギターに採用される材としては非常に柔らかく、軽いのが特徴的。
また、ホロウ構造ではないものの、虫食いによってボディがやや軽量化されており、平均3.2kg程度と非常に取り回しもしやすく仕上がります。
その特性から、サウンドは僅かにエアー感を含みつつもミッドレンジが抜けるような、アルダーやアッシュなどとは比べようもない、トーンウッドとして全く新しい響きが特徴的。
この衝撃的なルックスからは想像もつかないような、弦楽器として抜けてほしい部分がしっかりと抜ける音色を響かせます。
Momoseのプレイアビリティ
その赤松に今回かけ合わせたのは
『Momose』のモダンなプレイアビリティ!!
1.高音弦側ホーンの広さ
『MT』『MC』『MJ』モデルは一般的なTLタイプ、STタイプ、JB等と比べ、高音弦側のホーン部の抉りが大きく取られています。
これによりジョイント部分がハイフレットになっていると錯覚するほどのプレイアビリティの違いがあり、ハイポジションの演奏性が高まるほか、手が大きなプレイヤーの方でもストレス無くハイフレットに向かって駆け上がるプレイが可能になります。
2.ジョイントプレートの落とし込み加工
理想的なサウンドを引き出すオーソドックスなプレートジョイントを採用しながらも、プレート部分に落とし込み加工を施すことで、ハイフレットの演奏性をさらに高めました。
3.ウッドバインディング
指板サイドには指板と同材を使用したウッドバインディングを採用。滑らかな指板サイドを実現するほか、長年の使用でフレットのバリが飛び出してしまうようなトラブルも防止します。
飛鳥工場が誇るタイトな木工・組み込みのほか、トラディショナルな形に囚われずにオリジナルのアップグレードを施すことで、プレイアビリティを向上。
『赤松ギター』をルックスのみの衝撃だけでなく、ハイエンドな仕上がりに昇華させました。
ギタリスト・有賀教平による試奏動画を準備中!
今回の『ディバイザー大商談会2023』出展エレキギターのデモンストレーション動画の撮影にはなんと!
ギタリスト・有賀教平さんをお呼びしました!
トラディショナルなスリーシングルレイアウトのピックアップに家具のようなミルクペイント&エイジド加工が施された『MC-AKAMATSU』はサウンドもルックスも魅力絶大。
そして…
ギタリスト・井草聖二も興味津々!
アコースティックギターの撮影に来社された井草聖二さんも、赤松ギターを見るや否や興味津々!
試しに鳴らして頂いたところ、そのクオリティの高さにお褒めの言葉をいただきました。
本来はこの赤松ギター弾いていただく予定は無かったのですが、急遽井草聖二さんにもこの『Momose 赤松ギター』の試奏をしていただくことに!!
有賀教平さん、井草聖二さんが響かせるそのサウンドは・・・
3日後に開催!!
2023年5月23日(火)開催のディバイザー大商談会2023
をお楽しみに!
デジマート×ディバイザー大商談会2023
なんと今年のディバイザー大商談会は、国内最大級の楽器専門検索サイト『デジマート』様とのコラボが決定!!
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