伊那削ろう会にブース出展してきました!
「削ろう会」というかんな削りの技を競う競技会にディバイザーはギター展示をするために出展してまいりました!
参考:削ろう会とは
http://kezuroukai.jp/about/index.html
イベントは主に2つの体育館とその周辺で行われました。
一つは私達が出展した実演・販売エリア
国産材を使用したギターということで、アカマツで制作したギターを展示。
イベントの性質上、木工作家の方や、林業関係者の方も多く、ギターとしてだけでなく「国産材の有効利用の一つの形」として注目頂いている様にも感じられました。
既にテレビなどでアカマツギターのことを知っていただいていることも多く、関心を持って見ていただいていることをとてもうれしく思いました。
実演・販売エリアでは私達のギター展示の他に
木で作ったスマートボールや木工品の展示もありました。(上のスマートボールは2015年のウッドデザイン賞受賞作でした)
木でできた櫛(くし)を目の前で作り、販売されていたり。
かんなで削った先から伊那西高校の書道部の皆さんが筆を入れていくパフォーマンスがあったり、
ディバイザーブースの目の前では、体育館の中で建前を行う、という超アグレッシブなパフォーマンスがあったりと、内容盛り沢山で飽きません。
※なお、建前が終わると屋根の上から餅が撒かれました。感動!
もう一方の体育館ではかんな削りの技を競う競技会が行われていました。
厚み数ミクロンの世界を競い合う大変シビアな競技会。
参加者の方が皆さん集中して削る姿は、先程のエリアとはまた異なる、ある種の緊張感が漂っていました。
今回出展の機会をいただき、アカマツギターを多くの方に見ていただいただけでなく、様々な刺激をいただきました。
ギターも木工品の一つとして、もっと色々な切り口で演出して、見る方にもっと楽しんでいただけると感じた出展でした。
伊那削ろう会ウェブサイト