レトロなルックスで木材の個性を引き出す!装い新たな赤松ギターが誕生【ディバイザー大商談会2025】

今年も商談会の季節が到来!本記事では、注目モデルのひとつである赤松ギターの製作風景をお届けします。毎年進化を続けている赤松ギターですが、今年はボディシェイプや仕様を一新。赤松の魅力をさらに引き出す、ニューモデルを準備中です!

赤松ギタープロジェクトの「いま」

2017年に始動した「赤松ギタープロジェクト」をご存じでしょうか?ディバイザーのある長野県松本市にて、松くい虫による松枯れ被害に遭った赤松をギターに活用しようと立ち上がった取り組みです。一度この被害に遭ってしまうと、虫食い穴ができたり、シミが発生するなど、本来の用途である家具や建材への使用ができなくなり、その多くがチップ(=細かく粉砕され、燃料などの用途に使用される)として処分されていました。

▲ 初代赤松ギターとなった SURF BREAKER

こうした現状を知り、ディバイザーと飛鳥ファクトリーではその活用方法を模索。多くの挑戦と失敗を乗り越え、その個性をデザインへ生まれ変わらせた、初代赤松ギターとなるSURF BREAKERが生まれました。

環境への配慮とギターづくり

現在では、SDGsの考え方の広まりもあり、ギターを弾かない人にもその取り組みを知っていただくことができるまでに成長しました。また、ギターにおける和材(=桜やトチなどの国産材)人気も後押しし、少しずつではありますが、松枯れ問題への関心と私たちのギター作りへの情熱の輪が広がっています。

そのシンボルとして、昨年竣工したディバイザーテクニカルセンターにも赤松が植樹されています。ギターという製品を通して、ものづくりのあり方とその魅力を発信し続けています。

ニューモデルの製作現場に潜入!

赤松ギターの魅力について知っていただいたところで、いよいよ商談会でお披露目となる新モデルをご紹介!製作現場から新たなボディシェイプと仕様について迫ります。

テーマはレトロな雰囲気!

新モデルにも、赤松ギターのアイコンとして知られるようになったSURF BREAKERと同じ「ジャーマンカーブ」をボディ外周に施しています。赤松の節やシミが違和感なくマッチするデザインを目指しました。

ビザール・スタイルのボディシェイプも、初代赤松ギターを開発した時の発想に立ち返りました。古いガレージから何十年もの時を超えて発見されたような、レトロなルックスが目を引きます。

プレイヤー目線に立った実践仕様

サイドジャックの加工の様子

その見た目とは反対に、コントロールや仕様などは現代的にアップデート。実際にステージで使用することを想定した、プレイヤー目線のデザインを目指します。

「飛鳥クオリティ」の製造過程

プロジェクトの開始以降、長年にわたって一般的な木材とは異なる赤松という材料に向き合ってきた飛鳥ファクトリー。その木質を知り尽くした職人だからこそできる、ハンドメイドによる細部の仕上がりにも注目です。

個性を生かしたエイジド加工

カラーには赤松ギターでは珍しいメタリックカラーも製作中。初代のコンセプトを引継ぎ、赤松の個性となる節やシミ、虫食い穴を自然な形でデザインへと取り入れるため、ビンテージフィールあふれるエイジド加工を行います。完成後はいったいどんな姿に…?商談会当日にご期待ください!


カウントダウンサイトがオープン中!

2025年のディバイザー大商談会は、5月21日(水)に開催決定!当日18:00より特設サイトがオープンし、約150本に及ぶ限定モデル・新製品を発表いたします。開催までの期間は下記カウントダウンサイトより、各ブランド注目製品の予告記事が公開されますので、お見逃しなく!


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