ディバイザー30周年の”秋”を彩りに2年ぶりに戻って来た”Autumn Leaves”
ディバイザー30周年の秋を彩るのは2年ぶりの登場となる”Autumn Leaves”です。今やHeadwayらしさの一つとなった”桜”モデルに代表される”和材”を用いるのは私たちの特色です。 日本のメーカーとして和材を用いることは私達のアイデンティティとなっており、”カエデ-Autumn Leaves-”もそのひとつです。
日本は四季が豊かな土地であり春夏秋冬で様々な情景を見ることができます。私たちの工場がある長野県も時期が来ると山々が美しく紅葉する様は秋の象徴となります。そんな”秋”をテーマにギターを通じて日本の移ろいゆく四季を世界へ発信したい、そんな思いを込めてデザインされたのが”Autumn
Leaves”です。 『日本から世界へ』今年30周年を向かえたディバイザーの秋を彩る為、Headwayが送る”Autumn Leaves”をぜひお楽しみください。
ヘッドデザイン: 四季を歩く和傘の女性
今年の桜モデルなど四季がテーマとなったHeadway ATBシリーズでモチーフとなっている”和傘の女性”のデザインをヘッドへ取り入れております。 移り変わる季節をこのインレイと共に表現しており、インレイの素材に天然の木材を多く使用することで秋の雰囲気を作りだしているのがAutumn Leavesの特徴です。
指板: 5種類の材料で表現する秋の装い
指板には野ブドウの蔦と舞い散る紅葉で秋の装いを指板全体に施しております。 このインレイの素材にはサティーネ・モビンギ・パープルハート・ホオノキ・カエデからなる5種類の木材を用いて物静かな秋の小道にも感じる雰囲気を表現しております。
ピックガード: 葉の広がりに工夫された紅葉のインレイ
ピックガードにはAutumn Leavesの象徴でありその名である”紅葉”の葉を大きくデザインしております。 このインレイは一つのパーツではなく複数のパーツで製作されており、木目が葉のように広がることで自然な雰囲気を作るよう工夫を施しております。
カラー: 秋の夕暮れをテーマに新調合したカラー Autumn Sunset Burst
ボディカラーには今回のAutumn Leavesの為に新たに調合された、”Autumn Sunset Burst(オータムサンセットバースト)”を施しております。 “秋の夕暮れ”をテーマに紅葉の山とそこに沈む夕日の様な奥行きのある赤茶色を基調とし、カエデ材の杢目を美しく際立たせられるカラーリングとしております。
材料: PREMIUM SELECT KAEDE&SITKA SPRUCE
サイドバック材にはもちろん”カエデ”材を使用しておりますが、飛鳥工場がストックしているカエデ材の中から良質で杢目の美しい材料をHeadwayテクニカルディレクター安井がセレクトし使用しています。 また、トップ材の”シトカスプルース”も同様に飛鳥工場のストックより、真っ直ぐ木目の詰まった良質な材料をセレクトしております。セレクトした材料は真っ直ぐ通った木目が美しいだけではなく、バランス良く鳴らしやすいサウンドにも期待のモデル材料です。 そしてトップ材・バック材には選ばれた材料の証である”PREMIUM SELECT WOOD”を刻印しております。
34ブレイシング: 百瀬が手応えを感じた34ブレーシング
Headwayマスタービルダー百瀬の近年の製作実績から最も手応えを感じたブレーシングレイアウト「34ブレーシング」を採用しました。フォワードシフトよりもXブレーシングの交差位置を「4.6mm」ほどブリッジ側に寄せたいわゆる「セミフォーワードシフト」に近いレイアウトで、強度の面でも安定している点が大きな魅力です。フォワードシフトブレーシングが持つ柔らかさや倍音感を残しつつ硬質なカエデ材と組み合わせることで煌びやかで繊細なタッチでもしっかり反応するサウンドに仕上がりました。
Headway史上最も薄いエクストラスリムUネック
Headway史上で最も薄い設定で握りやすい形状のエクストラスリムUネックを採用しました。ネック内部にカーボンロッドの補強を入れることによりHeadway従来の特徴である堅牢さ、安定性も保持しています。女性や手の小さいプレイヤーにも試して頂きたい自信のネックグリップです。 少し使い馴染んだ後のネックのような半艶仕上げを施すことにより、適度に手がネックに吸い付く程よいグリップ感を実現しました。
エクストラスリムネック特設ページ
サウンドホールカバー: 願いを込めてデザインされた鹿の角×Headwayロゴ
秋のシンボルとして私達の地元長野県でも山に入れば出会うことの出来る”鹿”。その角をHeadwayロゴと組み合わせ、Autumn Leavesの為だけにデザインされたロゴがあしらわれております。 鹿の角には縁起物としての様々な意味があり、ディバイザー30周年を記念すると共に楽器店・ユーザーの皆さまと歩むこれからの未来に向けた願いが込められております。
