国産桜を用いた
JTシリーズギター誕生

Headwayでは2014年から桜材をサイドバックに活用したアコースティックギター、通称「桜ギター」の製作に取り組んできました。 これまで桜材の使用は長野県松本市で製造される高級ライン「Customshop Series」「Aska Team Build Series」「Standard Series」のみに限定されていましたが、2025年、桜ギターの魅力をより多くのギターユーザーに届けたいという思いから、よりお求めやすい価格帯の「Headway Japan Tune-up」シリーズから初となる、国産の桜材をサイドバックに用いたモデル「HOC-SAKURA/JS」を発売します。
10年以上の桜ギターの製造で培ってきた経験を余すことなく落とし込んだこの「HOC-SAKURA/JS」モデル。本特設サイトにてその魅力に迫ります。


ラインナップ


7つの特徴

国産の桜が使われた
サイドバック

品番に含まれるJS= Japanese Sakuraが意味するように、アコースティックギターの側面と背面である「サイドバック」にラミネートされた国産の桜材を使用。10年以上にわたる桜ギター製造の経験の中で開発してきた、塗装職人の技術力を要するシースルーのグラデーションカラーを施し、桜材特有の温かみのある淡い桃色の木肌の魅力を引き立てています。1本1本個性の違う桜材の木目をお楽しみください。

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春夏秋冬をイメージした
カラーリング

春の季節を代表する風物詩である桜ですが、Headwayではこれまでに「冬桜」や「夏桜」といったそれぞれの季節と桜を掛け合わせた幻想的なデザインのモチーフを生み出し好評を頂いてきました。本モデルにおいてもこれまでにHeadwayが開発してきたバリエーション豊かなカラーリングの中からえり抜きのものを踏襲し、既成のイメージにとらわれないデザインで作られたギターを多様性の増す現代の音楽シーンに届けます。

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高級ライン基準の仕上げを施す
「Japan Tune-Up」

Headway Japan Tune-up Series(ジャパンチューンナップシリーズ)通称JTシリーズのギターは1本1本全ての個体において長野県松本市にあるディバイザー組込課で高級ラインと同基準の調整を行っています。弦高調整はもちろん、フレット、ナット、サドルの調整、ピエゾピックアップの音量バランスなどギターの演奏性やサウンドを大きく左右する部分に手をかけ、プロギタリストがそのままステージに立てるほどまで細かな仕上げを施してから楽器店へと出荷します。 JTシリーズの作業工程についてより詳しくは下の特設サイトをご覧ください。

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指板やヘッドを装飾する
白蝶貝のインレイ

指板とヘッドトップにきらびやかな桜のモチーフの装飾を施しました。光の反射角や見る角度によってその輝きが変化する天然の白蝶貝を素材として用いているため、見るだけでも楽しんで頂けます。 春をモチーフとしたSPK-GRDカラーの指板材には天然の紫色の木肌を持つパープルハートを、その他の3カラーには黒く、高い密度を持つミカルタ材を採用。いずれも硬度と密度に優れており、立ち上がりが早く、輪郭のある明瞭なトーンを生み出します。

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Fishman® Sonitone
ピックアップ搭載

サドルの下に素子を埋め込むアンダーサドルピエゾタイプながらもナチュラルな音質を出力するFishman® Sonitoneピックアップ&プリアンプを搭載。サウンドホール内のコントロールで音量とトーンが調整可能のため弾き語りなどのライブでも重宝します。

ボリューム = 音量を調節します。反時計回りに回しきると音量が0になり、時計回りに回しきると音量が最大になります。

トーン = 音質を調整します。反時計周りに回していくと高音が徐々にカットされ、柔らかな音質に変化していきます。時計回りに回すと高音が出力され、明瞭でメリハリのあるサウンドになります。
※これらのコントロールはボディ下部のエンドピンジャックからシールドケーブルでPAやアンプにつなぎ、音声を出力する際に使用します。

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取り回しの良い小ぶりな
カッタウェイシェイプ

最大幅が約380mm、最大厚が約106mmの小ぶりなボディは体の小さいプレイヤーでも抱えやすく体にフィットするため、リラックスして演奏に取り組むことが出来ます。カッタウェイによって15フレット以上のハイフレットの押弦も行いやすく、指弾きによるソロギターなど幅広い音楽表現にチャレンジ可能です。

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サウンドホールラベル

サウンドホール内部に貼り付けられる「桜材」を用いて作られたシリアルナンバー入りのウッドプレート。

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