2020年ヘッドウェイ限定モデル特集その1:サウンドホールカバー
ヘッドウェイが2020年に向けて製作した限定モデルがいよいよ発売開始です!
一見してすぐに目に飛び込むのはブラックカラーのサウンドホールカバー。
ヘッドウェイ2020特別ロゴが白蝶貝で埋め込まれ、その周囲を覆うように赤い市松模様が入ります。
市松模様には規則正しく続く正方形の格子が「子孫繁栄」や歴史が長く続いていくように、といった意味が込められていると言われます。その市松模様を基調としながら、バリエーションのある四角を組み合わせ、ヘッドウェイが変化を加えながら、長く続き、様々なギタリストの方にご愛用頂けるように、という願いを込めてこのデザインにしました。
目を引くサウンドホールカバーではありますが、もちろん見た目だけのものではありません。
サウンドホールカバーを使用することによって
消音効果
アコースティックギターは制作上大きな鳴りを求めて製作しますが、自宅の部屋ではギターの音は結構な大音量。サウンドホールカバーを取り付けることで、消音効果が得られ、お部屋やあまり音を大きく出せない環境でも、比較的小さな音量でギター演奏を楽しむことが出来ます。
調湿、保湿効果
アコースティックギターの外側は塗装されていますが、内側というと必ず塗装されているとは限りません。ヘッドウェイの場合、特殊なオーダーメイド及びスタンダードシリーズを除いてボディ内側に塗装は施されておりません。
(※現行のヘッドウェイスタンダードシリーズ製品は、まさにこの耐湿性向上の目的でボディ裏側へ薄く下地塗装を吹いています。)
特に乾燥期と梅雨時期は塗装されていないボディ内部から水分の移動が起こり、ボディトップの変形といったトラブルのきっかけにもなります。
ギター本体と同様に木材でカバーすることで、水分の移動にムラが少なく、より良い湿度環境を維持できます。
ということで、ギター本体同様一枚一枚手作りでお作りしています。
黒い樹脂製の台座にロゴ、格子模様の溝を切り、別途準備しておいた白蝶貝のヘッドウェイロゴ他パーツを一つ一つ埋め込んでいきます。
白蝶貝部分を埋め込み終わったら、格子模様の方へレジンを流し込み固めます。
表面を磨き、トップコートを吹き仕上げます。
ギター本体だけでなく、サウンドホールカバーにまでこだわって製作している2020年限定モデルを是非お試しください!
ヘッドウェイ2020年限定モデル特設ページ
https://www.deviser.co.jp/feature/headway-2020model-specialpage