Bacchus 30周年記念モデル【#ディバイザーワンデイ】
Bacchusブランド30周年を支えた定番モデル
ハイエンドからエントリークラスまで、幅広い門戸で多くのユーザーの手に渡り、その歩みを進めてきた『Bacchus Handmade Guitars』。今年で30周年を迎えるBacchusブランドの幕開けは1994年に遡ります。
ブランド発足後に大きなターニングポイントとなったのは、「WOODLINE」や「G-STUDIO」、「DUKE-STANDARD」など、今日のBacchusブランドの製品にも通ずる系譜を生み出してきたモデルたちの誕生でした。
『WOODLINE』
トラディショナルなボディシェイプよりもダウンサイズしたボディの、いわゆる「ディンキーシェイプ」を採用。
『G-STUDIO』
一般的な同型のモデルよりもわずかにスリムなボディとした、取り回しの良さが特徴のモデル。
『DUKE-STANDARD』
全体のバランスを考慮した少し大きめのヘッドと、ディープジョイント方式を採用し、高い剛性と深い鳴りを実現。
『T-STANDARD』
TLシェイプのボディ×エルボー・バックにコンター加工を施した、プレイアビリティにこだわったモデル。
30年の伝統を引き継ぐ最新モデル
Bacchusの最上位ラインナップ「Bacchus Handmade Series」にてフラッグシップとなった上記のモデルを基にし、エントリークラスなどでもボディシェイプやコントロールの仕様を受け継いだモデルをこれまで多数生産してきました。その中の最新モデルを以下にご紹介します。
『WL4-STD/RSM』
「WOODLINE」の略称である「WL」を製品名に持ち、WOODLINEのディンキーシェイプなどを踏襲したカラーバリエーション溢れるモデル。
『GS-2DX RSM/M』
「G-STUDIO」の系譜を受け継ぐ、ややスリムなボディ形状を採用し、かつヒールレスカットなどを取り入れた高いプレイアビリティが特徴。
『DUKE-CTM-FM』
DUKEならではの外観のバランスを維持しながらも、やや薄めの設計にすることでボディ全体の軽量化を実現したモデル。
『TACTICS24-SPM RSM/M』
エルボー・バックコンターの仕様を採用していた「T-STANDARD」の特徴を引き継ぎながら、さらにモダンなアップデートを加えたモデル。
そして今回、「Deviser One Day Guitar Show 2024」のBacchus Handmade Seriesにて、ブランド創設30周年を記念した特別なモデルが登場となります。
これまでの歩みが織りなす、30周年を記念した特別モデル
今年の「Deviser One Day Guitar Show 2024」で製作されるのは、定番モデルの中から選ばれたモデルかつ、本イベントのために厳選された材を使用した特別なモデルとなります。本記事ではこの特別モデルの仕様を少しだけご紹介します。
「神代木」2Pボディ&ジリコテ指板
地中に埋もれたまま腐らず1000年以上経過した木材のことを、畏敬の念を込めて「神代木」と呼びます。
「神様のいた時代の木」や「神様に代わった木」という意味を持つとも言われる神代木の特徴はその色味にあり、時間の経過により彩度が抜け、灰〜褐色を帯びた独特の風合いに変化します。
神代木は土地の造成や河川工事などで偶然掘り出されたものがほとんどであり、非常に希少性が高い材です。
Bacchusブランド30周年を記念した今回、貴重な神代木を贅沢にボディ2Pとして使用。神代木の持つ音色を余すことなく、その歴史と共にご堪能いただけます。
指板材にはジリコテを選定。非常に硬質な木材であり、エッジの効いた重厚なサウンドを響かせます。
表情に富んだ杢目もまた特徴であり、30周年を記念するにふさわしい豪華な仕様となります。
神代木を使用したモデルはギターとベースからそれぞれ出展いたします。
Bacchusブランドのこれまでの歴史を体現するような特別なモデルの完成に向けて、飛鳥工場の職人たちの技術を集結させ、現在鋭意製作中です。
Bacchusブランドの節目を記念するこれらの製品の詳細については、「Deviser One Day Guitar Show 2024」での発表をお待ちください。
本日のご紹介はここまで!
ちなみにBacchus Handmade Seriesからは昨年も出展した、あのモデルも登場するかも…?
ホロウ部分にディバイザーを代表するあのモチーフを取り入れたモデルです。
「Deviser One Day Guitar Show 2024」での発表をどうぞお楽しみに!