Headway 漆ギターの秘密に迫る!!
Headway 漆ギター シリーズとは・・・
年に僅か一度 初夏の時期にのみ少数本生産される「拭き漆」を施したHeadwayの特別モデル。
漆塗りは湿度と気温が重要な条件となります。 溶剤系塗装のように揮発を促し乾燥させるのではなく、 空気中の水分と合成して硬化させます。 湿度が低いと塗った表面が硬化せず、 逆に湿度が高すぎると急激に固まってしまいます。最適な条件に保つことが必須になるため、1日を通して気温と湿度の差が小さい初夏に生産されます。
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漆は日本古来より珍重されている塗装技法のひとつで、伝統工芸品や和楽器、漆器など多岐にわたり使用されています。温度や湿度管理をおこない、熟練の職人が熟練の手作業でおこなう塗装手法となります。
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商品紹介とは別途、Headway漆シリーズの音色について記述していきます。
漆塗りの音響特性と耐久性について
ウレタン塗装やラッカー塗装に比べ塗膜が非常に薄い為、より木材本来の生鳴りに近い音色となっています。
塗膜が薄いため胴鳴りの反応はよりナチュラルに伝達し、低音から高音までバランスの良い乾いた音抜けとなっています。
耐久性の面でも「漆塗りは数十年後に最高の美しさになる」言われるほど、劣化耐性に優れており漆塗りの特徴の一つである薄い塗膜でも強固な膜に覆われるという特性上、楽器の塗装仕上げには適しています。
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カラっと乾いた音色や深い余韻のサスティーンなど、漆塗り塗装でしか得ることのできない特別感も特徴といえます。
溶剤系塗装より強固に木材に付着するため剛性はもちろん、ギター本来のピッキングでも十分なエアー感やアタック感があり、アルペジオでは一粒一粒の明瞭な粒立ちがより弾き手のニュアンスを表現してくれます。
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Headwayが提唱する「育てるアコースティックギター」として数十年の経年変化をユーザー様とともに歩める最高の漆ギターとなっています。
Headway 漆ギターと既存モデルとの従来比
塗膜イメージ
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HJ-HOBO URUSHI F,S/STD 希望小売価格…¥280,000(税抜)
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Headway 漆ギターのご質問について
Q. Headway 漆ギターはかぶれる心配ありますか?
A. 重度な漆アレルギーをお持ちの方や過敏な方でなければ、製品として完成したものについてはかぶれる心配はございませんのでご安心してお使いいただけます。
Q. 保管方法や手入れの方法は?
A. 保管方法は通常のアコースティックギターと同じく、使用後は少しペグを緩めて拭き上げをしていただければ末永くご愛用できます。(乾拭き推奨のため溶剤等のご使用はお控えください)