ABOUT
MOMOSE Custom Craft Guitarsは長野県松本市にある飛鳥工場のシニアマスタービルダー「百瀬恭夫」の名を冠したトラディショナルエレクトリックギター/ベースブランドです。百瀬恭夫が作り上げた楽器製作に対する哲学・技術の両面を製品に昇華させ、伝統的な設計を重視しながら随所にこだわりを落とし込みました。特にプレイアビリティに重きを置いた自信の飛鳥品質をお確かめください。
MOMOSE Custom Craft Guitars
五感を頼りに判断し、手で加工する。
MOMOSE Custom Craft Guitarsは、日本屈指のギター製作家、百瀬恭夫の指導・監修により、その技術を認められた数人のクラフトマンからなる製作チームがオールハンドメイドで限定製作しています。
百瀬は国産最高峰のアコースティックブランド・HEADWAYを立ち上げた1977年から30年にわたり、技術の中枢として全ての製作工程の礎を築いてきました。自ら加工・製作用の各種治具を考案し、エレクトリックギターの黎明期から現在に至るまで、日本の様々なハイエンド・ギターメーカーのOEM製作に携わってきたのです。
ギターの製作には非常に多くの工程を要します。現在、多くのギター工場ではコンピューター制御のNCルーターを使用し、大量に敏速な加工をしています。 NCルーターを使用すれば、時間をかけずに外見は均一な製品を大量生産することが可能だからです。しかし、木の質は決して均一ではありません。百瀬とクラフトマン達は「良いギター製作には、材の質量・弾力性・響きなどの個体差に応じた加工が必要だ」と考えています。
材の個性に応じてクラフトマンが五感を頼りに判断し、手で加工する・・・MOMOSE Custom Craft Guitarsは敢えて1950年、60年代同様の手工によるギター製作を継承しています。百瀬が考案した様々な治具・テンプレート・工作機を駆使し、クラフトマンの経験と技術によって一本一本オールハンドメイドで丁寧に作られています。
工場では、いくつもの工程を経たボディー、ネックの加工から、サンドペーパーによる磨きの仕上げに至るまで細心の注意を払い、丹念に加工されます。塗装も重要な工程です。MOMOSE Custom Craft Guitarsではトップコートをラッカーで仕上げています。良い塗装は、ボディー・ネックの鳴りを十分に引き出し、同時に優れた演奏性をも引き出します。更に最終段階の組込(セットアップ)もトータルな鳴りを引き出すためには非常に重要な工程です。木部の加工から仕上げ、塗装、組込まで、全ての工程が熟練のクラフトマンの手と経験によって丹念に進められています。
MOMOSE Custom Craft Guitarsは伝統的なギターフォルムを継承しながら、現在のミュージシャンの求めるトーンとプレイアビリティーを満たす様々な要素を備えています。今はなき偉大なイノベーター、レオ・フェンダー、テッド・マッカーティーの素晴らしいアイディアの中には、音を良くするための部分と、効率よく作るための部分(その結果、音がよくなる場合もあるかもしれませんが)の2種類があります。サウンドの向上に影響する要素は積極的に取り入れ、更に現在のプレイスタイルに応じたアレンジを加えました。これらのポリシーの下、MOMOSE Custom Craft Guitarsはビンテージギターの持つ基本構造や理念を継承しながらも、プロが仕事の現場で使える品質を満たしているのです。