2010 Edition HD-115
希望小売価格¥190,000(税抜)
Specification
- Body Top
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Sitka Spruce
- Body Side&Back
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Indian Rosewood
- Neck
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African Mahogany 1p
- Fingerboard
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Ebony
- Nut
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Bone
- Saddle
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Bone
- Bridge
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Ebony
- Machineheads
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GOTOH® / SE780-06M
- Scale
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644mm
- Width at Nut
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44mm
- Bracing
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Non Scalloped X Bracing
- Finish
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Top Lacquer
- Strings
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Elixir NANOWEB Light(.012-.053)
- Accessories
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ハードケース、保証書、レンチ
Introduction
工場の中でも厳選された木材を使用して制作されたHD-115の2010年限定モデルです。前年度の限定モデル2009 HD-115と対比させる形で、コピーは「弾き込み育てる、大器の予感」。ノンスキャロップブレイシングの魅力を全面に押し出した製品コンセプトです。
ヘッドウェイがブランドスタートした1970年代に作られたHD-115は、30年以上たった今も現役ギターとして多くのプレイヤーによって弾かれています。「楽器は作って完成ではなく、その後じっくりと弾き込む事でようやく完成する」と言う百瀬の強い信念の元に、耐久性、音色はもちろんですが、演奏者を駆り立てる成長の「予感」こそが最も大切であり、百瀬が頻繁に口にするキーワードでもあります。2010 EDITION は、ボディーを構成する表甲・裏甲・側板を平均よりも厚めに取り、非常に高い強度を持つノンスキャロップXブレーシングを採用しています。それにより永年の使用にも耐え、弾き込むことで十分な厚さを確保した素材が熟成され、より深みをもった極上の音色へと変化を遂げます。更には裏甲のアーチを深めに設計することで音の反発力が増し、高い強度を持つ屈強なボディーでありながら、十分な音量と抜けを実現しています。
ノンスキャロップXブレーシング
「楽器は弾きこむ事でようやく完成する」という百瀬恭夫の信念を具現化した2010EditionHD-115。ノンスキャロップXブレーシングの採用がこのモデルの特徴を端的に表しています。ボディのサイド&バック・トップ共に板を平均より厚めにとり、永年の使用に耐えうる強度と、十分な音量・抜けを両立しています。
1ピースマホガニーネック
贅沢に角材から切り出す1ピースネックを採用。通常のヒール部で接がれた2ピースネックよりも大きな素材が必要となり、廃材となる部分も少なくない1ピースネックですが、ヘッドウェイHD-115の音色を形作る重要な要素でもある為にあえて採用しています。
44.5mmワイドナット
2009Editionでは44.5mmの幅を持つナットですが、2010Editionでは44mmを採用しました。オリジナルの43mmよりは幅が広く2009Editionよりはナローとなっています。弾き比べてその違いをお楽しみ下さい。
※当モデルは正確には当時展開していた(現在とは異なる)Headway Standard seriesの製品ラインナップですが、便宜上ATBシリーズとして掲載しております。予めご了承くださいませ。