2022 HF-531 SF,S-ESV/ATB
希望小売価格¥400,000(税抜)
Specification
- Body Top
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Adirondack Spruce
- Body Side&Back
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Jindai Tamo(3P Center:Tochi)
- Neck
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African Mahogany
- Fingerboard
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Ebony
- Nut
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High Density Bone(水牛骨)
- Saddle
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High Density Bone(水牛骨)
- Bridge
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Ebony
- Machineheads
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GOTOH/SXN510V 06M XG
- Scale
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628mm
- Width at Nut
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43mm
- Grip
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Extra Slim V
- Bracing
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34 Semi Forward Shifted, Scalloped X Bracing
- Finish
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Thin Urethane
- Strings
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Elixir/NANOWEB Light(.012-.053)
- Accessories
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ハードケース、レンチ、保証書、サウンドホールカバー
Movie
Introduction
次へ羽ばたくHeadwayの45周年
1977年にその歩みを始めたHeadwayは2022年で45周年を迎えました。その中で様々な木材の使用やデザインに取り組み、
Headwayだからこそ生まれたモデルは数え切れません。本機では近年の激動する社会情勢の中、常に前に進み続けるHeadwayの姿勢を雷の鳴る嵐の中でも活動する『ライチョウ』に重ね合わせデザインに取り入れました。ライチョウは私達の工場がある長野県の県鳥でもあり、その姿をギターを通じてより多くの人へ届ける意味も込めました。
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EXTERIOR DESIGN
大空へ羽ばたくライチョウの希少な一瞬を切り抜く
歩いているイメージの強いライチョウの貴重な羽ばたく一瞬を切り取りデザイン。 飛び立つライチョウから指板の舞い散る羽へと繋がっており、流れを感じさせるデザインへと仕上げました。 これから50年100年と長くHeadwayの歩みが、ユーザーの皆様と共に続いていくことを願い、神の使いとも言われるライチョウが大空へ羽ばたきます。
ライチョウ特有の二又に分かれた羽をデザイン
指板にはヘッドインレイから繋がるデザインで舞い散る羽をデザイン。 風に揺れる柔らかなライチョウの羽を表現しながら、ライチョウの冬羽の特徴で二枚羽と呼ばれる『二又に分かれた1枚の羽』を12フレットにあしらいました。これは羽の間に空気を含み寒い冬に暖を取る過酷な山に住むライチョウの特徴でもあります。 ゆっくり舞い落ちるその姿は45周年を迎えたHeadwayが歩んだ時の長さを表現しながら、ヘッドとピックガードのデザインを繋げる架け橋ともなっています。
ライチョウの証を特徴的な『赤』で表現
本機で最も目を引くのがピックガードにあしらわれたライチョウです。 筆で描かれた水墨画の様なラインを用いて抽象的にライチョウを表現し、ボディサイドバックの和材『神代タモ』とも調和する落ち着いたデザインにまとめました。 さらに、ライチョウの特徴でもある頭部の『赤』を差し色としてこだわり、この部分のみ白蝶貝を素材に上から赤の着色を行うことで、煌びやかな『赤』に仕上げております。
アルプスの冬景色を表現する3ピースバック
ライチョウの住まうアルプスの冬景色を3ピースバック中央の栃材を用いて表現。 木地の白い栃に冬空のブルーとアルプスを吹き抜ける風を塗装とインレイで表現し、そこへ舞い散る雪を『ホログラフィック塗装』で表現。 角度により見え隠れする様はまさに舞い散る雪そのもの。 下部には真っ白な冬羽を纏ったライチョウをあしらっており、雪に溶け込み見つけることが困難なその姿を木地の白い栃へ白素材で入れることにより表現しております。
Headway45周年ロゴを入れた特別なサウンドホールラベル
サウンドホールラベルには掘り込みに液体を流し込む手法を採用。ひとつひとつのラベルにライチョウの特徴的な『赤』を着色を施しております。 Headway45周年を記念した特別なロゴマークは『45th』をサウンドホールを型取った円の中に、『ANNIVERSARY』の文字をブリッジの形に沿わせる遊び心を加え、さまざまな木材やデザインに挑戦するHeadwayのスタイルが垣間見れるデザインです。
FEATURED MATERIALS
極上のトーンを求めたアディロンダックスプルース
トップ材には最高級の希少材、アディロンダックスプルースを使用しました。北米原産のアディロンダックスプルースは旧来のアコースティックギターに使用されていたこともあり希少性の高い材です。 詰まった木目の美しいルックスとアディロンダックスプルースならではの低音から高音まで澄んだ豊かな響きを味わうことができます。ギター用の木材としてはトップクラスの価値を持つ材の一つです。
数千年以上の時を経た木材『神代タモ』と和材『栃』の組み合わせ
ボディサイドバックに使用するのは、千年以上前に土砂に埋もれ、腐敗せずに現代に再び姿を現したことから『神代』の名を持つ『神代タモ』。 ボディバック中央には白い木地が美しい『栃の木』を入れた3ピース構造を採用。比較的硬質で低音の迫力と煌びやかな高音は持ち合わせている『神代タモ』のサウンドに柔らかい『栃の木』が加わることで、適度に硬さが抜け全域で明るいトーンを響かせる仕上がりとなっております。
Headwayの進化を象徴するエクストラスリムVネック採用
ネックグリップにはHeadwayの進化を象徴する『エクストラスリムVネック』を採用。500番シリーズのモデルでは通常『Uネック』が採用されることが多い中、本機ではあえて『Vネック』を採用し、Headwayの伝統と革新を融合させております。 このネックは単純に薄く弾きやすいだけではなく、『Headwayを手に取るユーザー様には長く愛用して貰いたい。』百瀬が掲げるHeadwayの信念を守る為、カーボンサポートをネックに導入。 これにより従来のナローVネックと比べ、1フレットで約1mmネックを薄く仕上げ握り易い太さのネックに仕上げました。 また、カーボンサポートが入りネックの剛性が飛躍的に高まることで、弾いた瞬間すぐに音の出るレスポンスの良さに繋がっています。
音を求めて辿り付いた『34セミフォワードブレイシング』
Headwayの創業者であり、マスタービルダーである百瀬恭夫。
今なお探求を続ける百瀬が辿り着き、近年手応えを感じたブレイシングパターン、それが『34セミフォワードシフトブレイシング』です。
このブレイシングパターンは豊かな低音の鳴り方と軽いタッチでも反応する繊細さを合わせ持っており、アコースティックギターの基本となるサウンドを極限まで昇華させたそんな響きを生み出します。