DUKE-CTM

新しい「DUKE」始動

選り抜かれた木材の生まれ持った美しさやナチュラルなトーンを活かすこと。そして1977年の創業時からの職人百瀬恭夫が築いてきた確かな木工技術によって、プレーヤーが安心してその身を預け、思いのままに表現できるギターをつくること。

Bacchusブランドのフラッグシップライン、「Handmade Series」はこういったコンセプトを掲げて今から20年以上前の2000年に本格始動しました。Handmade Series初のセットネックモデルとして生まれたのが、今に至るまでのロングセラーとなっているDUKE-STANDARDをはじめとした「DUKE」シリーズです。近年では需要に生産が追い付かず十分な量を市場に供給出来ない状態が続いていましたが、DUKEを求めるユーザーからの声に応えるため、2023年、新たなDUKEモデルがスタートします。Bacchusが培ってきた技術を落とし込んだ新しいDUKE、その手にとって真価を確かめてください。

Handmade Seriesから継承されたアーチ形状

飛鳥工場で制作される国産のHandmade Series DUKEモデルのアーチ形状を踏襲。しっかりとくびれたアーチのカーブがギターの顔であるボディトップにメリハリを加え、ポリッシュされた塗装の反射が美しい引き締まったルックスとなりました。

最適な演奏性を生み出すネックの仕込み角

セットネックモデルにおいてそのプレイアビリティとサウンドに影響を与えるのが、ネックの仕込み角。アーチ形状と同じく国産のHandmade Series DUKEモデルの仕込み角を再現しつつ、材と設計に合わせた微調整を施しました。
これによって適度なテンション感から生まれる張りのあるアタックと、豊かなボディ鳴りの最良のバランスが実現しました。

振動伝達性の高いディープジョイント

ボディとの接着面積が広く、振動をしっかりと伝達するディープジョイント方式を採用。接地幅が広いため、仕込み角や木工の精度が出しやすいというメリットもあります。

調整されたボディの厚み

DUKEならではの外観のバランスを損なわない範囲で厚みが調節されたボディ。
やや薄めの設計にすることによってボディ全体の軽量化に成功し、比較的小柄なユーザーでも持ち抱えやすく、取り回しの良さが大きく向上しました。

スリムネック

スリムUシェイプのネックグリップ。比較的手の小さいプレイヤーでも押弦しやすく、スムースな左手の運指でプレイに集中することができます。

国内専門検品部署によるセットアップ

長野県松本市のディバイザー本社に設けられた専門の検品部署で全ての個体を検品、セットアップしてから出荷します。素材である木材から起因する個体差を見極めながら、一本一本むらなく調整して仕上げることにより、最初に持った時から手になじむ確かな演奏性をプレーヤーにお届けします。