HD-180 12FJ CUSTOM #003171
Specification
- Body Top
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Adirondack Spruce
- Body
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Vintage Mahogany
- Neck
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Honduras Mahogany 1P
- Fingerboard
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Ebony
- Nut
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High Density Bone(水牛骨)
- Saddle
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High Density Bone(水牛骨)
- Bridge
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Ebony
- Machineheads
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GOTOH/SEP780-06M Ni
- Scale
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645mm
- Width at Nut
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44.5mm
- Bracing
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Scalloped Semi Forward Shift X Bracing
- Finish
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Top Lacquer
- String
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Elixir NANOWEB (.013-.053)
- Accessories
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ハードケース、六角レンチ、保証書
Videos
Introduction
12Fジョイントとスロッテッドヘッドを採用した、1930年頃の初期ドレッドノートの風格漂うスタイル
ドレットノートのマホガニーボディーを12フレットジョイントで製作。12Fジョイントのドレットノートはドレットノートが誕生した当初の仕様で30年代になると14Fジョイントが登場します。14Fジョイントが現在のスタンダードですが元祖ドレットートと言えるのが12Fジョイントとなります。12Fジョイントにしますとブリッジが2F分下に下がりボディーの振動部の中央により低音成分が増します。ちょうど太鼓の中央を叩いた時と縁に近い部分を叩いた時の音の違いを想像して頂けると分かりやすいと思います。ネック2F分短くなり剛性は高くなりますがネックの共振周波数は高くなり全体の音質は中域にシフトし、12Fジョイント特有のサウンドになります。
12Fジョイントとスロッテッドヘッドを携えたビンテージドレッドノートを百瀬流の解釈で再現した。肩に丸みがラウンドショルダーのボディはビンテージデザインのぬくもりを伝える。12Fジョイントにしたことによりブリッジの位置がボディ下部に寄り、トーンの低音成分が比較的増加した。
2F分ネックが短くなることにより安定性が高くなると共に、全体の音質が中域にシフトし、12Fジョイント特有のサウンドを生み出す。
GOTOH/SEP780を搭載したスロッテッドヘッド。ナットに向けて付けられた角度がテンション感を強めている。ナット幅は44.5㎜を採用している。