HD-280 CUSTOM #Y00051
Specification
- Body Top
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Adirondack Spruce
- Body
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Jacaranda
- Neck
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Honduras Mahogany
- Fingerboard
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Ebony
- Nut
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High Density Bone(水牛骨)
- Saddle
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High Density Bone(水牛骨)
- Bridge
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Ebony
- Machineheads
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Waverly #4076
- Fret
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HHF
- Scale
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648mm
- Width at Nut
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43.0mm
- Finish
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Lacquer
- Accessories
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ハードケース、六角レンチ、保証書
Introduction
安井雅人より
「HD-280をモダンビンテージをコンセプトにカスタマイズ。アディロンダックスプルーストップのハカランダサイドバックを基準に、ルックスにビンテージ感を持たせサウンド面は現在のARSをさらに昇華させた。ペグを定評のあるウェバリー#4076バタービーンノブのレリックモデル、ナットサドルは水牛骨の高密度素材を採用、減の振動を余すことなくネックやボディーへ伝えます。ブレーシング材にはアディロンダックスプルースを使用し、ARSブレーシングを位置や削りをさらに追及しサウンドバランスを改良。塗装は最初に吹くシーラーに木を硬化させる特殊な塗料を使用し木材を引き締め材を長持ちさせます、以降の塗料はオールラッカー仕様です。私としては久しぶりのビンテージタイプのギターを製作いたしましたが、このギターを作るきっかけになったのは木材を硬化させる特殊な塗料と出会った事に始まります。私もリスペクトしております海外の某有名ブランドは塗装の初工程で「硬い塗料」を用いり以降の塗装をラッカーで仕上げております。この塗装方法をいつかやってみたいと思っておりましたが、この「硬い塗料」を使うには塗装設備の改修が必要で現状では不可能でした。しかし塗料メーカーも日々努力しておりまして、現在の塗装設備でも可能な塗料を開発致しました。これは某ブランドが使用するのとは別の塗料ですが「硬さ」という点では同じ「これは使えるかも!」と閃いたのです。硬い塗料と言いましてもガラスの様な物とは違いますので、硬さと柔軟性も持ち合わせた塗料で木材の振動を妨げる様な事は無く、木材の強度を上げ高域のバランスをよくする役割があります。今までには無いバランスのサウンドをこのギターに持たせる事が出来たと思います。サウンド面を大きく左右するブレーシング構造もARSを自分なりに更に進化させ、音量面の改善と低音の振動をより豊かになる様調整いたしました。」
当モデルは2019年春ディバイザースペシャルモデルの内の1本です。
詳しくは特設サイトをご覧ください。