HD-SC’20/JINDAIZAKURA
希望小売価格¥620,000(税抜)
Specification
- Body Top
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Adirondack Spruce
- Body Side&Back
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Jindaizakura
- Neck
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Cuban Mahogany
- Fingerboard
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Ebony
- Nut
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High Density Bone(水牛骨)
- Saddle
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High Density Bone(水牛骨)
- Bridge
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Ebony
- Machineheads
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GOTOH/SGV510Z EN01 XG
- Fret
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HHF-AG
- Scale
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645mm
- Width at Nut
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43.0mm
- Bracing
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34 Semi-forward-shifted, Scalloped X Bracing
- Finish
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Thin Urethane
- Strings
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Elixir NANOWEB Light(.012-.053)
- Accessories
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ハードケース、六角レンチ、保証書
Video
特別企画と題しまして、ギタリストのおさむらいさんにスペシャルインタビューをさせていただきました。
前編、後編と2本ありますので、ぜひご覧くださいませ。
Introduction
製品番号:201 – 限定1本制作
「神代桜」という種類の木があるわけではありません。そもそも「神代」というのは千年以上の長期間土砂等に埋没し、酸素を絶たれ微生物による分解を免れた木材の事を指します。長期間高い圧力にさらされ表面は「炭化」してしまい木材としては使えませんが深部の部分はまだまだ木材として使えます。「神代」の木材は長期間保存された事により木材内部の「応力」が抜けて狂いが少ない木材になります。この桜は橋桁等の工事で山を掘っていた際に出土した木材で、その後大学の研究機関へ送られ年代測定したところ紀元前466年に埋没した「樹齢300年」ほどの桜の木とわかりました。つまり約2500年前の弥生時代の木という事になります。この桜の木の色は「神代」の証である灰色ですが製材した瞬間はまだピンク色がかった桜の木の色をしておりました、しかし2500年ぶりに空気に触れた事により30分ほどでみるみる色が変わり神代木の灰色に私の目の前で変化いたしました。神代木の桜は非常に珍しくほとんど出土した例が無く「もう二度と手に入らない木」とされております。今回は非常に幸運な事に手に入れる事ができたため、ギターとして長い年月を超え生まれ変わらせる事ができました。通常の桜よりも少し軽い木質で音質は中域に特徴のあるサウンドとなりました、カラーは「神代木」の証である灰色のままを生かしたクリア塗装で仕上げました。悠久の時を旅した音をご堪能下さい。
神代と呼ばれる木材は非常に希少価値が高く、その中でも神代桜は出土したこと自体が奇跡的で2500年もの時を越えた唯一無二の桜。
ボディトップには最上級アディロンダックスプルースを採用。
「幻のマホガニー」と呼ばれる希少材のキューバンマホガニーをネック材に採用。
硬質でありブライトなフィーリングはその他のマホガニーとは一線を画す。
その暖かで芯のある音色は多くのアコースティックギターファンを魅了してやまない。
樹齢300年をほこる桜の花びらもあしらい、神々しさを表現するためにアバロン貝にて時の軸を表現し、時と桜を融合させるデザインとなった。
本モデルは「DEVISERバーチャルOne Day Guitar Show 2020winter」の特別モデルです。