HF-415 URUSHI SF, S/STD
希望小売価格¥300,000(税抜)
Specification
- Body Top
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Sitka Spruce
- Body Side&Back
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Indian Rosewood
- Neck
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African Mahogany 1P
- Fingerboard
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Richlite
- Nut
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Bone
- Saddle
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Bone
- Bridge
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Richlite
- Machineheads
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GOTOH/SXN510V 06M XN
- Scale
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628mm(24.75inch)
- Width at Nut
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43.0mm
- Bracing
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34 Semi-forward-shifted, Scalloped X Bracing
- Finish
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Urushi
- Strings
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Elixir/NANOWEB Light(.012-.053)
- Accessories
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ハードケース、保証書、レンチ
Introduction
『日本のギター』を体現する漆ギター
Headway Guitarsラインナップの中でも根強いファンを持つ「HD-115」を基本とし、塗装には日本の伝統的な「漆塗り」を施しました。漆を薄く重ねて塗り、乾燥を経た独特な光沢が魅力的な「拭き漆」を採用したモデルです。
漆は一般的な塗装に用いられるラッカー等溶剤系塗料のように揮発を促すことで乾燥させるのではなく、酵素の働きによって硬化していくといった少し変わった特徴があります。
この酵素は湿度70〜85%、温度24〜28°Cの環境下で最も働くと言われており、塗装後はこの環境下で最適な条件に保つことが必須になります。
ギターに使用されている材は一般的に家具に使用されるような木材よりも柔らかい木材を使用しているため、より一層環境には気を使う必要があるため、1日を通して気温と湿度の差が小さい初夏にのみ、製作が許された期間限定モデルとなっています
今までになかった質感
漆塗りモデルの大きな特徴の一つが表面の質感。一見オールドギターにも見えるその質感は、塗膜が非常に薄く形成される漆塗りならではのもの。ボディサイドバックのインディアンローズウッドとネックのアフリカン・マホガニーは導管の一つ一つに沈んだ漆が味わい深い質感を生み出します。ボディトップのシトカスプルースやバインディングの仕上がりも、一般的なポリウレタンやポリエステル、トップラッカーの様なシャープなツヤとは対照的な、手作業ならのあたたかみがあって味のある質感です。
拭き漆がギターに及ぼす最大の特徴
拭き漆の最大の特徴はこの塗装の薄さにあります。
ウレタン塗装に比べ、およそ4分の1の薄さ。
塗膜が薄いため、ボディの振動がよりナチュラルに伝達し、低音から高音までよりオープンな音抜けとなります。
また、生音でも十分なエアー感やアタック感があり、アルペジオでは一粒一粒の明瞭な粒立ちがより弾き手のニュアンスを表現してくれます。
塗膜の薄さから、強度面での不安があるかと思いますが、溶剤系塗料よりも強固に木材に付着するため、剛性も非常に高く仕上がります。
また、「漆塗りは数十年後に最高の美しさになる」とも言われているように、漆塗り家具の同様、愛着を持って長い間使い込んでいくほど光沢を増していきます。
防腐、防水、防虫にも優れており、アコースティックギター塗装の1つの答えと言ってもいいでしょう。
Headway 漆ギターのご質問について
Q. Headway 漆ギターはかぶれる心配ありますか?
A. 重度な漆アレルギーをお持ちの方や過敏な方でなければ、製品として完成したものについてはかぶれる心配はございませんのでご安心してお使いいただけます。
Q. 保管方法や手入れの方法は?
A. 保管方法は通常のアコースティックギターと同じく、使用後は少しペグを緩めて拭き上げをしていただければ末永くご愛用できます。(乾拭き推奨のため溶剤等のご使用はお控えください)