HF-FUYUZAKURA’22 SF,S-ESU/ATB

希望小売価格¥360,000(税抜)

製品番号:210 / 出展本数: 15

COLOR

IF-GR-MH Jan /
4571470395706

Specification

Body Top

Sitka Spruce

Body Side&Back

Sakura With Kaede Centerpiece

Neck

African Mahogany

Fingerboard

Ebony

Nut

High Density Bone(水牛骨)

Saddle

High Density Bone(水牛骨)

Bridge

Ebony

Machineheads

GOTOH®SG301 AB01 GG

Fret

HHF-AG2S

Scale

628mm(24.75inch)

Neck Grip

Extra Slim U Grip

Width at Nut

43mm

Bracing

34 Semi-forward-shifted, Scalloped X Bracing

Finish

Thin Urethane

Strings

Elixir NANOWEB Light(.012-.053)

Accessories

ハードケース、六角レンチ、保証書

Introduction

冬に咲く氷の桜-冬桜-

「冬桜」この言葉からあなたはなにを想像しますか?

Headway Aska Team Build Seriesの「冬桜」モデルは毎年の恒例となりつつありますが、2022年の今回のモチーフとして採用されは「氷」です。静かな冬に厳かに咲く「冬桜」そして寒さと共に咲く「雪の華」。2022年Headway45周年を飾る冬の限定モデルです。

時を止める氷。雫となり再び動く。

-やがて儚く散っていく桜の華も静かに氷付く。

氷の中時は止まり桜は静かに美しく只そこに咲き続ける。

溶け落ちる雫は桜にあたり、その美しさを氷で保てと花弁を散らす。

しかし、滴る雫は小さな時の動きを生み、やがて来る雪解けへの一滴となる。-

降りしきる雪になにを思う

-桜の華も凍る冬に踏み出す歩みはなにを思い踏み出したのか。
歩みを止め振り返れども既に足跡は雪の下に消え先を急がせる-

新たな試みも取り入れたデザイン

氷をテーマにしたデザインでは、ヘッドから氷がつららとなり、滴る雫が桜を散らし、そして舞い散る華が凍る流れを表現しました。

氷のモチーフを表現する為、アコースティックギターでは珍しいマッチングヘッドを採用。さらに、本モデルではインレイの上からグラデーションで着色することにより、凍る桜の華を表現しております。ボディトップには氷の華と雪の結晶をパール塗装で表現しています。
ボディバック側もセンター部分は凍る桜を表現し、左右の部分ではボディ上部からグラデーションをかけることで、降りしきる雪を表現しました。

近年のHeadway桜モデルのモチーフとして採用されている「和傘の女性」は冬の装いをまとうように再デザインしました。

桜材を中心に組み立てられたマテリアル

マテリアルは桜モデルのポリシーである「桜材」をサイドバックに、Aska Team Build Seriesを担当する職人による選定がなされた「シトカスプルース」をボディトップ、良質な「アフリカンマホガニー」1ピースのネック、目の詰まった「エボニー」指板と充実のスペックで構成されております。

ボディバックのセンターにも同じく和材の、フレイム杢の美しい楓をセレクトしました。
桜の優しく芯のあるサウンドに楓材らしいジャキっとしたアタック感が加えられたサウンドは、冬の日に暖かい一室でゆったりしながら爪弾くもよし、弾き語るもよしと言った「時間を取って楽しみたくなる。」そんな気持ちにさせるサウンドです。

弾きやすさと堅牢さを備えたエクストラスリムUネック

演奏性に関わる重要な部分、それがネックグリップです。
Headwayの製作理念にある「長く良い状態で使えるギター」がテーマにあります。そのため、Headwayのネックグリップは太くガッチリした堅牢なネックでした。
ですが、時代の流れと共に「細く握りやすいネック」を要望する数多くの声が届きました。そうした声もあり、誕生したHeadway史上最薄ネックが「エクストラスリムネック」です。

単に薄くするだけではなく、Headwayの製作理念を守る為、ネックには2本のカーボンサポートを入れることで、ネックの堅牢さを維持すると共に高い剛性からネックの振動が即ボディへ伝わりレスポンスの良さにも繋がっています。

百瀬が手応えを感じたセミフォワードシフトブレイシング

アコースティックギターでサウンドの軸とも言えるブレイシングには、Headwayマスタービルダーの百瀬がここ数年で手応えを感じた「34セミフォワードシフトブレイシング」を採用しました。

繊細なタッチにも反応するこのブレイシングは桜材とも相性が良く、艷やかなニュアンスの表現は演奏者の想像力を掻き立て、ストロークで演奏すれば芯のある力強いサウンドが感性に訴えかけます。

Video