HLP-AIR-SP22/E
希望小売価格¥580,000(税抜)
製品番号:223 / 出展本数:6Specification
- Body Top
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Bear Claw Sitka Spruce
- Body
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Honduras Mahogany
- Neck
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Cuban Mahogany
- Fingerboard
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Ebony
- Nut
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Bone
- Bridge
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Graphtech PS-7551-GO low + Trapeze Type Tailpiece
- Machineheads
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Gotoh SGV510Z-L5
- Fret
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Sanko SBB214
- Pickups
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Mojotone 59Clone Humbucker
- Controls
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2Vol,2Tone,3Way Switch
- Scale
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24.5inch
- Width at Nut
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43mm
- Fingerboard Radius
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310R
- Finish
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Top Lacquer
- Strings
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Elixir NANOWEB Light(.010-.046)
- Accessories
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ハードケース、六角レンチ、保証書
Introduction
Headwayマスタービルダー安井雅人による設計
安井:
実は自分が専門学生時代にも箱(フルホロウ)のエレキは作ろうとしたことがあったのですが、学生の頃の自分では技術が無く、箱の鳴り感を再現することができませんでした。そのことが自分の中で長年引っ掛かっていたのですが、Headwayの45周年記念に際して、「HeadwayブランドでHeadwayらしさがあるエレキギターを作ろう」という話が上がったので、これはチャンスだ、今の自分ならしっかり鳴る箱のエレキが作れると思い、製作に至りました。
『HLP-AIR-SP22/E』のこだわりはとにかく、ボディ構造を箱にしたことです。
通常、LPシェイプで箱を作ろうとすると強度の観点からトップとバックの間にセンターブロックが必要になり、セミホロウの構造になってしまいますが、それだと振動がセンターブロックで止まってしまうため、材が完全に鳴りきらない。かといって、センターブロックをただ外した箱にするだけだと、トップ材が弦の張力に耐えられず歪んでしまうなどの問題が出てきます。
トップとバックが分離した箱にするために、トップ材裏面をXブレーシング型に削り出すことで強度を確保しました。また、トップの振動は広葉樹よりも針葉樹の方が鳴らしやすいので、トップ材にスプルースを採用していたり、材はアコースティックギターにもよく使用しているものをセレクトし、Headwayのアコースティックギターの鳴りに近いものを目指しました。
Headwayが創造する エアー感と鳴りのエレクトリックサウンド
1977年にアコースティックブランドとして産声をあげ、紆余曲折を経てその時代の中で育ってきたHeadway。その受け継がれた技術を生かしディバイザー大商談会にてLPタイプのスペシャルモデルを限定生産。歴史を刻むとともに激動の時代を経て培った珠玉の技術をぜひご堪能ください。
極上のベアクローシトカスプルースで至高の生鳴りへ
ボディトップには極上のベアクローシトカスプルース、サイド&バックにはホンジュラス・マホガニーを採用。Headway至高の「箱鳴りサウンド」を追求すべくボディはホロウ(空洞)構造を採用。ボディトップにはアコースティックギターメーカーのプライドとも言うべく、「ブレーシング構造」を削り出しで採用し極限までボデイ内部の空気振動にこだわった仕様となっています。メロウかつエレクトリックギターでは中々体感することのできないトーンバランスやアタック感など、いい意味で期待を大きく裏切る本物の「生鳴り」をご体感ください。
ワンオフのマッカーサーエボニーピックガード仕様
非常に重く硬質なマッカーサーエボニーのピックガードを職人が手作りでこのためだけに製作しました。ボディ全体のルックスが引き締まるとともに、人工物ではなくウッドパーツを使うことでよりウッディなサウンドを得られます。
「赤い宝石」魅惑のキューバンマホガニーネックを採用
「キューバンマホガニー」とは過去5世紀にわたり家具などの木工品に多く使用されていましたが現在ではほとんど流通しておらず、幻の木材と呼ばれるキューバンマホガニー。
その美しい木目と軽快な鳴りから「赤い宝石」とまで呼ばれる木材です。贅沢に1ピースネックを仕様することで、硬質な高音とマホガニー特有の温かい中音域をもった唯一無二の極上サウンドとなっています。