HOFC-F.MAHOGANY ’22 SF,S-ESU/ATB
希望小売価格¥450,000(税抜)
製品番号:205 / 出展本数:2Specification
- Body Top
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Bear Claw Sitka Spruce
- Body Side&Back
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Flame Mahogany
- Neck
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African Mahogany1P
- Fingerboard
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Madagascar Rosewood
- Nut
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High Density Bone
- Saddle
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High Density Bone
- Bridge
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Madagascar Rosewood
- Machineheads
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GOTOH/SGV510Z EL5 XG
- Fret
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Jescar
- Scale
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645mm
- Radius
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400R
- Width at Nut
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43mm
- Bracing
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34 Semi-forward-shifted, Scalloped X Bracing
- Finish
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Thin Urethane
- Strings
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Elixir NANOWEB Light(.012-.053)
- Accessories
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ハードケース、六角レンチ、保証書
Introduction
スタイリッシュでモダンな「フローレンタインカッタウェイ」
ルックスで目を引く特徴が『フローレンタインカッタウェイ』と呼ばれる、シャープでスタイリッシュなカッタウェイです。
フローレンタインカッタウェイはカッタウェイ開口部が広く、ハイポジションでの演奏性にも優れておりプレイヤーからの支持も高いボディシェイプです。ですが、シャープなカッタウェイを美しく仕上げることは製作難易度が高く、時間も多く必要となり職人の腕が問われます。
HCのボディシェイプを最適化しHOFCへアップデート
ルックスのスタイリッシュさだけではなく、演奏面でも弾きやすいハイポジションやボディ厚のアップデートにより実践的なモデルに仕上がっており、特筆すべきは通常のHCモデルよりボディ厚が約11㎜厚く、HOFC専用の深胴ボディに仕上げております。また、ボディ体積が増える恩恵として広がりのあるサウンドとリッチなトーンがどんなジャンルの演奏にも適したモダンでスタイリッシュな1本となっています。
実際に1台1台ATBシリーズを手掛ける熟練の職人が手加工で曲げ・フィッティングを行っていきます。木材・杢目の特徴に合わせ力加減や所要時間を変えていく様は職人の経験値と高い技術があるからこその技であり、それ故に美しく仕上がります。ゆえに量産性はありませんが特別感はアコースティックギターシェイプの中でも特質しています。
Headway フローレンタインカッタウェイの音色
Headway フローレンタインカッタウェイの音色は、ジャンルを選ぶことのない音域レンジの広さと1音1音が潰れることなく軽いタッチでも直ぐに反応するレスポンスです。素早いレスポンスは弾き手のニュアンスを素直に表現することができギターとして必須の要素ともいえ、その躍動性がこのギターの最大の特徴といえます。
高いプレイアビリティを生み出す『エクストラスリムUネック』
演奏性に関わる重要なネックグリップにはHeadway最薄のネックである『エクストラスリムUネック』を採用。
握り込みやすさはもちろん、親指をネック裏に起きテクニカルなフレーズを演奏する際の安定感はこのネックの魅力です。
このネックはただ薄いだけでは無く、Headwayが大事にする『長く安心して使える楽器』である為にカーボンサポートを仕込んでおり高いネック剛性を確保しております。また、ネック剛性が上がることにより、サウンド面にも良い効果が出ており、音の立ち上がりが良くスムーズに演奏を音として奏でます。
モダンな『Y500』ヘッド&羽ペンのモチーフ
ヘッドストックもボディシェイプに合わせ、スタイリッシュな『Y500』ヘッドを採用。このヘッドストックはHeadwayカスタムショップビルダーでありテクニカルディレクターも務める『安井 雅人』が自身のカスタムショップで使用してきた特別なヘッドストックです。さらにヘッドには羽をモチーフとしたインレイをシンプルにあしらっております。
これは本モデルの特徴である、「フローレンタイン=フィレンツェ」であることから、中世ヨーロッパの美術様式「フィレンツェ派」の知性的なイメージをHeadway流に取り入れたデザインとしております。Headwayでは長年イーグルをモチーフとしており、その羽を羽ペンとして結びつけております。
秘蔵の極上『ベアクローシトカスプルース』トップ
トップ材には熊の爪痕の様な杢目からその名がついた『ベアクローシトカスプルース』をセレクト。
大きく全体にベアクローの杢目が出た材料は希少価値が高く、ルックスそしてサウンドにもその特徴が現れます。
ベアクローの杢目が出ることで、通常のシトカスプルースに比べ木材が硬くタイトになります。
その結果、サウンドでは低音の張りと高音のきらびやかさが増え、個性あるサイドバック材のサウンドを生かしながら、基本となるサウンドを芯として作り出しトータルでの完成度を高めています。
特徴的な杢目を持った『フレイムマホガニー』サイド&バック
アコースティックギターのサイドバック材でも王道中の王道であるマホガニー。
しかし今回はそんなマホガニーの中から特徴的な杢目を持つマニアックな『フレイムマホガニー』です。素直な杢目が多いマホガニーの中でキルト杢にも見える様なフレイム杢が出ることは珍しく、数あるマホガニーの中でも希少な材料です。
今回は杢目の雰囲気を生かしながら深みのある赤に着色を施し、高級感と個性を引き出した逸品に仕上がっております。
フレイムマホガニーはフレイム杢が入ることで、少しタイトな材質となりサウンドにもその影響が現れることで、甘くマイルドなマホガニーの中低音はそのままに高音域がエッセンスとして加わった様なサウンドになっており、ゆったりと鳴らすもよし、ストロークで歌と合わせても似合うようなサウンドが魅力的です。
希少な『マダガスカルローズウッド』指板・ブリッジ
指板材にはHOFCモデルでは初となる、ローズウッド系の材料である『マダガスカルローズウッド』を指板・ブリッジに採用しております。
ニューハカランダとも称されるマダガスカルローズウッドですが、希少価値の上がっていくローズウッド系木材の中でも、その入手難易度、流通量の減少が顕著に現れている材料の一つがマダガスカルローズウッドです。
硬く目の詰まった良質な材料はその中でもさらに希少であり、そのサウンドは倍音豊かな中音域を特徴に鳴り響くサウンド感が魅力であり、フィンガースタイルで鳴らし込むシーンも増えるHOFCモデルとの組み合わせはローズウッドファンのみならず、様々なプレイヤーに弾いて頂きたい格別のサウンドです。