HOM-500DX/ZC’23 CSF,S-ESU/ATB
希望小売価格¥450,000(税抜)
製品番号:111 / 出展本数:10Specification
- Body Top
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Black Ezo Spruce
- Body Side&Back
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Ziricote
- Neck
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African Mahogany
- Fingerboard
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Ebony
- Nut
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High Density Bone
- Saddle
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High Density Bone
- Bridge
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Ebony
- Machineheads
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GOTOH® SGV 510Z EN01 XG
- Frets
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HHF-AG2S
- Scale
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645mm(25.4inch)
- Width at Nut
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44mm
- Neck Grip
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Extra Slim U Grip
- Bracing
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Custom ’34 Semi-forward-shifted, Scalloped X Bracing
- Finish
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Thin Urethane
- Strings
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Elixir NANOWEB Light(.012-.053)
- Accessories
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ハードケース、六角レンチ、保証書、サウンドホールカバー
細部の仕様とデザインは予告なく変更になる場合がございます。
Introduction
Video
カスタムビルダー降幡新が解釈した渾身のオーディトリアムスタイル
本モデルはHeadway伝統のスタイルを得意とし、若手ながらその技術と完成度には師匠である百瀬も太鼓判を押すカスタムショップビルダー「降幡 新」がオーディトリアムスタイルを自身のエッセンスと組み合わせで解釈し、材料の特徴と向き合い僅かな違いを各モデルに採用したシリーズとなります。
今回、降幡が向き合ったのは材料の性質によるほんの「わずかな違い」がテーマとなっています。卓越した選定眼による王道のアコースティックギターを得意とする降幡があえてテーマにした木材の「わずかな違い」それは、ギター作りの基礎・基本を誰よりも真剣にこだわり続けた降幡だからこそ違いを形にできるのです。
希少木材「ジリコテ(シャム柿)」が奏でる重厚なサウンド
流通量が非常に少なく希少材であるジリコテ(シャム柿)、その木材性質はウォルナットにも類似しておりファットで抜け感があるサウンドとなっています。加工難易度が高く職人技術が必要な木材としても有名です。鋭くハリのある高音域とずっしりと響く低音域が相まって奏でる重厚なサウンドはジリコテ特有の木材特性によるものといえます。
降幡が追求したジリコテ(シャム柿)の「わずかな違い」
降幡がジリコテについて答えを出したのが、師である百瀬恭夫から継承した「34セミフォワードシフトブレイシング」を選択。そこから、力木の位置をわずか数ミリサウンドホール側に位置移動しました。硬質な材料であることを考慮しブレイシング位置を変えることで、艷やかな甘さと空気感のある音色を補音することで、リッチで深みのあるトーンバランスとなりました。
今回使用したジリコテ(シャム柿)もカスタムストックの秘蔵在庫からOne Day Guitar Show2023の為に蔵出ししたプレミアム木材となります。特別モデルだからこそ実現でき、職人 降幡の材料選定のこだわりによるものでもあります。
和材 「黒蝦夷松」を採用した魅惑のオーディトリアム
オーセンティックな仕様でありながらも、随所にモダンなデザインを施しボディトップには和材である「黒蝦夷松」を採用しました。明るくストレートに伸びるアタック感は、黒蝦夷松ならではの音色といえます。「34セミフォワードシフトブレイシング」との相性も抜群で弾き語りやソロギターなどジャンルを問わない仕様も魅力のひとつといえます。
弾きやすさと堅牢さを備えたエクストラスリムUネック
演奏性に関わる重要な部分、それがネックグリップです。
Headwayの製作理念にある「長く良い状態で使えるギター」がテーマにあります。そのため、Headwayのネックグリップは太くガッチリした堅牢なネックでした。
ですが、時代の流れと共に「細く握りやすいネック」を要望する数多くの声が届きました。そうした声もあり、誕生したHeadway史上最薄ネックが「エクストラスリムネック」です。
単に薄くするだけではなく、Headwayの製作理念を守る為、ネックには2本のカーボンサポートを入れることで、ネックの堅牢さを維持すると共に高い剛性からネックの振動が即ボディへ伝わりレスポンスの良さにも繋がっています。