HOM-F’s Concept’23 SF,S-SV/ATB ANA
希望小売価格¥390,000(税抜)
製品番号:208 / 出展本数: 4Specification
- Body Top
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Black Ezo Spruce
- Body Side&Back
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Flame Mahogany
- Neck
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African Mahogany
- Fingerboard
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Ebony
- Nut
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High Density Bone(水牛骨)
- Saddle
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High Density Bone(水牛骨)
- Bridge
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Ebony
- Machineheads
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GOTOH®SXN510V 06M N
- Fret
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HHF-AG2S
- Scale
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645mm(25.4inch)
- Neck Grip
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Slim V
- Width at Nut
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44mm
- Bracing
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34 Semi Forward Shifted, Scalloped X Bracing
- Finish
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Thin Urethane
- Strings
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Elixir NANOWEB Light(.012-.053)
- Accessories
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ハードケース、六角レンチ、保証書
Introduction
クロエゾマツ×降幡新
本年の商談会で発表するHeadway ATB Seriesは、和材をコンセプトに製作されています。本モデルはHeadway伝統のスタイルを得意とし、若手ながらその技術と完成度には師匠である百瀬も太鼓判を押す、カスタムショップビルダー「降幡 新」が和材「クロエゾマツ」を自身のエッセンスと組み合わせ製作したコンセプトモデルです。
降幡が今回テーマに掲げたのはATBシリーズでは初となる「モダン」系のコンセプト。王道のアコースティックギターを得意とする降幡が解釈する「モダン」な本モデルは、随所に彼のこだわりを感じられます。OMタイプでの製作は、彼の求めたバランス感の良い、オールマイティーに使える1本を目指してたどり着いた形状です。
マホガニーが持つ温かいサウンドを生かして
降幡が好むふくよかで温かいフレイムマホガニーのサウンドに重点を置きつつ、バランスの良さにも目を向けました。今回使用するクロエゾマツとフレイムマホガニーの相性を重視し、ブレイシングパターンにはセミフォワードシフトを採用。フレイムマホガニーのふくよかさとクロエゾマツのダイナミックなサウンドを見事に融合させています。
また、降幡がこだわる「抱えやすさ」を損なうことなく低音のサウンドバランスを整えるため、ボディ厚を4mm厚くしています。
ナット幅は44mm、ネックグリップは近年のエクストラスリムネックよりやや太い「スリムV」を採用。適度な握り心地をもたせることで、幅広いスタイルでの演奏に対応した作りといえます。ネックにカーボンサポートを仕込むことで、剛性と弾いた瞬間のレスポンスもしっかりと確保しました。
降幡らしさを感じる「モダン」なデザイン
サウンドはもちろん、見た目にも降幡らしさは表現されます。コア材を用いたウッドのワンリングを口輪を筆頭に要所に細工を施し、主張のある外観を狙いました。
降幡が製作するカスタムショップで特徴的なデザインである、エルボーコンターは本モデルでも健在。これにより、より抱えやすく、そして降幡らしい丸みのあるやさしい雰囲気を感じさせてくれます。
ポジションマークにはリングドットポジションを使用。ハイフレットに向かうにつれ、サイズが小さくなる細かいこだわりが詰め込まれています。
カラーリングでは対をイメージし、ナチュラルとブラウンバーストの2色のカラーにて製作。バーストの色合いにも降幡らしいこだわりがあり、やさしくソフトなイメージのカラーバランスに仕上げられています。