HSC-JINDAI’20
希望小売価格¥150,000(税抜)
生産終了Specification
- Body Top
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Jindai Tamo
- Body Side&Back
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Jindai Tamo
- Neck
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Jindai Tamo
- Fingerboard
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Jindai Tamo
- Nut
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Bone
- Saddle
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Bone
- Bridge
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Jindai Tamo
- Machineheads
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GOTOH/UPT-UBN-GG
- Scale
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345mm
- Width at Nut
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35.0mm
- Finish
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Urethane
Introduction
日本の素材を用いヘッドウェイの職人が作る、ハンドメイド。「日本ウクレレ」
1977年に創業したヘッドウェイギターズは今年42年目を迎え、今では国内有数のアコースティックギターブランドに成長いたしました。
これまでのギター作りの知識・経験をウクレレ作りに注ぎ込んだ「ギターメーカーのハンドメイドウクレレ」です。
細部まで気の行き届いたものづくりで、「安心して長く使える」頑丈なギターとしても定評のあるヘッドウェイですが、その姿勢はウクレレ作りでもそのままです。細かいところまで丁寧に作りながら、ウクレレらしい良い意味でのゆとりも残し、全体的にシンプルかつ高級感ある雰囲気に仕上げました。
神代タモ
「神代木」という言葉は木材に携わる職業の方を中心に交わされる表現です。かつて土砂崩れや火山の噴火等によって山中に埋もれてしまったまま、1000年以上朽ちることなく残っていた木のことを指します。通常木は年をとって倒れてしまった後、腐敗を始めてそのうちに土へ還りますが、火山灰や土砂の中で無酸素という特殊な状況下に置かれたとき、その木は腐ることなく形を保ち続けるのです。そして長きに渡って眠り続けたこれらの木が、やはり土砂崩れなど特殊な環境変化にともなって「出土」したとき、それを神代木と呼んで大事に取り扱うのです。
今回のウクレレに使用したのは神代木の中でもタモの木です。一般的な木材に見えるような色ではなく色素が抜けたようなグレーは、この木材がただならぬ環境の中で時を積み重ねてきたことを伝えています。
GOTOHのUPT-UBN-GGをペグに採用。伝統的なウクレレはギヤの無いストレートなルックスのフリクションペグですが、これはギヤが無い構造の為チューニングの安定性、操作性に難がありました。当モデルに採用しているペグはプラネタリーギヤ機構を採用しており、伝統的なウクレレペグのルックスながら、ギヤを持ちチューニングの安定性が抜群です。
落ち着いた素材感を感じられるマット仕上げの極薄塗装です。薄い塗膜はボディの振動を妨げず、豊かな鳴りを生み出します。
シンプルな外観ながら、ヘッドウェイウクレレの良いところが随所に詰まったコストパフォーマンスの高いウクレレモデルです。
地面に自立し、クッション性の高いギグケースが付属します。ピック、ストラップなど小物も十分に収納できるポケットを搭載する他、厚みのある肩がけストラップで背負って両手を空けることができる点も大きなメリットです。