MJ-EWC-’21WSE/NJ SKB/ALD

Introduction

”青”をテーマに製作するシリーズ『Blue Collection』

2021年 One Day Guitar Showのテーマである”青”。
近年、人気が高いカラーリングですが非常に難しいカラーであり木地の色に大きく影響を受けます。
その木材が持っている特徴を最大限に活かす飛鳥工場の塗装職人屈指の技術による、バリエーションに富んだ様々な”青”をお楽しみください。

エキゾチックウッド～サクラバール～

桜材の中で瘤杢（バール杢）がここまで大胆に出ている材料は希少性が高く、桜材を数多く扱う飛鳥工場だからこそ持ち合わせた木材です。
今回は薄いブルーで着色、木地の色味が暖色系の桜材と相まり、一見すればラスティ塗装にも見える独特の色合いを生み出しております。薄いカラーの着色は難易度が高く、クリア塗装が吹かれ艶が出て仕上がるところまでイメージ出来なければ、着色を狙った薄さで止めることは難しくなります。

組み合わされるピックガードにはスモークブラウンのアクリル素材を使用し、Momoseロゴをピックガード裏からシルクで入れることにより、さり気なく特別感の高い仕上がりとなっております。

フレイムメイプルネック

ネックにはフレイム杢の出た、メイプル材を使用することで、限定感を高めながらエボニー指板と組み合わせることで、アタック感とレスポンスの良いサウンドを作り出しております。

Mojotone製ピックアップ＆aguilar OBP-2プリアンプ搭載

ピックアップにはアメリカ・ノースカロライナ州のハンドワイアリングピックアップ『Mojotone』社製ピックアップを搭載しております。
本モデルに搭載されている、”Classic”Jazz Bassは50年代後期〜60年代初期の高い出力と良いバランスを併せ持った当時のオリジナルピックアップをベースにして設計されており、リアとフロントの両ピックアップの間で音量と音質のバランスが保たれるように、緻密に設計されたピックアップで幅広いシーンで使えるサウンドを奏でます。

さらに本モデルでは『aguilar』社製”OBP-2″プリアンプを搭載することで、より幅広いシーンで使えるサウンドメイクを可能としております。プリアンプのON-OFFスイッチ・パッシブトーンも搭載しており、パッシブベースとしてのトーンを絞ったサウンドが出力できることも本モデルの活躍シーンの幅広さを物語ります。