MJ24-705MV/M
希望小売価格¥300,000(税抜)
Specification
- Body
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Ash2P
- Neck
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Quarter Sawn Maple
- Fingerboard
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Quarter Sawn Maple
- Nut
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Oiled Bone
- Bridge
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GOTOH 404BO-5
- Machineheads
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GOTOH GB11W
- Fret
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JESCAR 9662NS
- Pickup
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VJ-5 x2
- Control
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2Vo,1To
- Scale
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864mm(34inch)
- Width at Nut
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46.0mm
- Fingerboard Radius
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400R
- Finish
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Top Lacquer
- String
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Elixir/NANOWEB(45-130)
- Accessories
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プロテクトケース、保証書、レンチ
※2024年4月1日 価格改定
※2024年7月31日 使用弦がD’addario® EXP170-5SLからElixir/NANOWEB(45-130)に変更となりました。
Introduction
「ビンテージ志向の24フレットモデル」
一般的に24フレットのベースはその構造上、フレット数の少ないビンテージスタイルとは違ったサウンドのキャラクターを持つ傾向があります。しかし、この新型式MJ24の開発に当たって掲げたテーマはMomoseらしくビンテージの雰囲気とサウンドを持った24フレットベースを作るということでした。20フレットや21フレットのベースの見た目やサウンドのキャラクターを保ったまま24フレットまで音域を拡張させるために、細部にわたってデザインを検討しながら1から新しいボディシェイプを開発致しました。
トラディショナルな雰囲気を重視したボディシェイプ
ボディエッジに丸みのある面取り加工を施すことにより、スリムになりがちな24F構造でありながらもトラディショナルな雰囲気を残しています。
一方でネックジョイント裏のコンターやホーン部分の切り込み等、ハイフレットの演奏性を高めるための加工を行い、見た目と演奏性のバランスもとっています。
ホーン裏側の切り込みはハイポジションにおいて低音弦を押さえる際の左手の動きを妨げず、演奏性を向上させます。
接合面積を広く取った「ラージネックジョイント 」
一般的な24フレットのベースはカッタウェイの開口部が広いことによりボディとネックの接合面積が小さくなる場合が多く、この構造により20フレットや21フレットのベースと比較するとやや芯の細いサウンドになる傾向があります。本モデルでは、接合面積を広くとる「ラージジョイント」を採用することにより、適度に太く、トラディショナルなJBスタイルのベースに近いキャラクターのトーンを実現しています。
「何も変えない」ことに拘ったパーツの配置
ピックアップ、各種コントロールノブ、ブリッジ、そしてストラップピンの位置関係がトラディショナルな20フレットベースや、21フレットのベースにおける配置の関係に限りなく近く設定しており、トラディショナルなスタイルに慣れたプレーヤーでも違和感なくスムーズに持ち替えが可能となっています。
柾目ネック
ベースのネック材としてかなり貴重な、選び抜かれた柾目のハードメイプルネックを使用しています。縦方向の反りに対する耐性が高く、長年安心して弾きこんで頂ける安定性があります。
ピックアップポジション
アルダーボディの604&605とアッシュボディの704&705でリアピックアップの位置が異なります。70年代風の仕様である後者ではリアピックアップが約1cmほどブリッジに近く配置され、よりトレブリーなサウンドを奏でます。
5弦モデルは弦の裏通しも可能
4弦と5弦で異なるタイプのGOTOHブリッジを使用しています。 4弦は定番のGOTOH/203B-4。5弦は 裏通しも可能なGOTOH/404BO-5で、工場出荷時の設定では3、4、5弦を裏通しにして、低音弦側のテンション感を保持しています。
細部までこだわり抜かれたMomose品質
Momose OriginalシリーズのMJ1-STD等と同じく、指板材と同じ材が使われたウッドバインディング、埋め込み式のネックジョイントプレートなど、細部までこだわりぬいた仕様を備えています。是非手に取ってクラフトマンシップを感じてください。
▲指板まわりは指板材と同じ木材を使用してバインディングが巻かれており、乾燥によるフレットのバリなどの問題を防ぎます。
▲ネックプレートとボディとの間で段差が生まれないように落とし込み加工を行っています。
▲ボディエンドに開けられたトラスロッド調整用のザグリ。大きな開口部によりロッド調整がスムースに行えます。もちろんネックを外す必要はありません。
▲ヘッドトップに入れられたMomoseブランドの新機軸、「Modern Virtuoso」のロゴ。「現代の名演奏家・技巧手」という意味になります。
MJ24開発の中心となったMomose職人からのコメント
▲有限会社飛鳥 梶田恭正
「自分自身が欲しいと思えるベース、こんな24フレットベースが有ったら良いなという考えが出発点となってこのモデルの開発が始まりました。 開発に当たって最も意識したことは、伝統的なベースのスタイルから敢えて「何も変えない」まま24フレットの構造に落とし込むという事です。トラディショナルな20フレット、21フレットベースのようなサウンドと演奏性のままで24フレットに拡張させるということを意識しました。 一般的な24フレットのベースは構造上ネックジョイントの接合面積が小さくなる傾向があり、それがサウンドにも影響を与えているように感じます。この点を打開するためにジョイントの接合面積を広くデザインし、太く芯のあるトーンを志向しました。また敢えてボディ外周に丸みを持たせて、昔ながらのベースが持つ愛すべき「野暮ったさ」を残すように緻密な調整を加えました。一見するとわからないかもしれませんが、実はかなり拘ったポイントです。 24フレットベースは一般的にブッシュジョイントになる場合も多いですが、ネックプレートを採用することにより、サウンドのキャラクターがトラディショナルなベースに近付くようにもしています。 24フレットのベース、特に5弦は一般的にはアクティブサーキットで低音重視のモダンなサウンドというイメージが強いかと思いますが、このモデルはトラディショナルな雰囲気のままで音域を広げるというテーマということもありパッシブモデルのみのラインナップとなっています。これまで24フレットに苦手意識を持っていた方にこそ弾いて頂きたいと思っています。」