MJ24-MV BEB4-SP21/E
希望小売価格¥360,000(税抜)
製品番号:415 / 出展本数:6Specification
- Body Top
-
Buckeye Burl
- Body
-
Ash2P
- Neck
-
Thermo Quatersawn Maple
- Fingerboard
-
Ebony
- Nut
-
Oiled Bone
- Bridge
-
GOTOH/203B-4
- Machineheads
-
GOTOH/GB11W
- Fret
-
JESCAR/9662NS
- Pickups
-
Momose/Groove 70 JB
- Controls
-
2Vol,1Tone
- Scale
-
34inch
- Width at Nut
-
38mm
- Fingerboard Radius
-
310
- Finish
-
Top Lacquer
- Strings
-
Elixir/NANOWEB (45-105)
- Accessories
-
プロテクトケース、六角レンチ、保証書
Introduction
2021年商談会限定。豪華仕様のModern Virtuoso series。
昨年度からレギュラーラインナップ化され、多くの反響を頂いた、ヴィンテージ志向の24フレットモデル、モダンな仕様の「Modern Virtuoso series」。
このたび2021年商談会限定モデルとして「バックアイバール」、「柾目サーモメイプル」を贅沢に使用し、ゴールドパーツとの組み合わせで非常に目を引く豪華な仕様で製作しました。
バックアイバールトップ
本モデルは「Modern Virtuoso series」初となる、トップにエキゾチックウッド「バックアイバール(Buckeye Burl)」を採用したベースモデルとなります。
バックアイバールは瘤(バール)を持った西洋のトチノキ数種の総称で「Buck=雄ジカの」「eye=目」の意味を持ちます。
その名に冠している通り、鹿の目のような大きな杢を有し、その迫力ある外観は魅力的で美しく、神秘的な仕上がりになります。
塗装は杢を活かすCN-MAT(クリアナチュラルマット)の薄いラッカーフィニッシュとなっていて、存分に雰囲気を味わっていただける仕様となっています。
柾目サーモメイプルネック
ネックには希少価値が高く、非常に高度がある「柾目」の部位を使用したメイプルを採用。
さらに木材を高温で乾燥させる「サーモウッド加工」を施し、新品のネックでありながら反りやねじれに強く、ヴィンテージさながらの枯れたトーンが響きます。
「柾目サーモメイプルネック」を用いることでプレイヤーにとって一種の理想的な楽器が完成しました。
MJ24開発の中心となったMomose職人からのコメント
「自分自身が欲しいと思えるベース、こんな24フレットベースが有ったら良いなという考えが出発点となってこのモデルの開発が始まりました。
開発にあたって最も意識したことは、伝統的なベースのスタイルから敢えて「何も変えない」まま24フレットの構造に落とし込むという事です。トラディショナルな20フレット、21フレットベースのようなサウンドと演奏性のままで24フレットに拡張させるということを意識しました。
一般的な24フレットのベースは構造上ネックジョイントの接合面積が小さくなる傾向があり、それがサウンドにも影響を与えているように感じます。この点を打開するためにジョイントの接合面積を広くデザインし、太く芯のあるトーンを志向しました。
また敢えてボディ外周に丸みを持たせて、昔ながらのベースが持つ愛すべき「野暮ったさ」を残すように緻密な調整を加えました。一見するとわからないかもしれませんが、実はかなり拘ったポイントです。
24フレットベースは一般的にブッシュジョイントになる場合も多いですが、ネックプレートを採用することにより、サウンドのキャラクターがトラディショナルなベースに近付くようにもしています。
24フレットのベース、特に5弦は一般的にはアクティブサーキットで低音重視のモダンなサウンドというイメージが強いかと思いますが、このモデルはトラディショナルな雰囲気のままで音域を広げるというテーマということもありパッシブモデルのみのラインナップとなっています。これまで24フレットに苦手意識を持っていた方にこそ弾いて頂きたいと思っています。」