MJM-Hollow-Premium/PD #14058

Introduction

大胆な杢目のパドゥク材

本モデルに使用されているパドゥク材はサップ（白太部分）が大胆に入った希少な材料を使用しました。
ボディ中央部分にパドゥク材特有の赤みが来るように、ボディ両脇側に白いサップ部分がバランス良く来るように木取りを行うことで、塗装による着色を行わず自然の色合いだけで見事な2カラーを表現しております。

また、マッチングで仕上げられたヘッド部分もボディ同様で、中央に赤い部分が、両脇に白い部分が来るように材料を選んでおり、ボディとヘッドの両方で雰囲気を合わせるPremium Collectionだからこそ実現できる、職人のこだわりを感じる木材選定が見てとれます。
ピックガード材にもこだわりは及んでおり、パドゥク材と色味の近い特注品のパール素材をセレクトし全体の雰囲気に合わせております。

Mojotone製ピックアップとホロウボディMJM-Hollowの組み合わせ

ピックアップにはMojotone製の“59Clone”Jazzmaster®を搭載しております。このピックアップはその名の通り1959年製のヴィンテージピックアップを忠実に再現しております。
シングルコイルながら張りのあるパワフルなサウンドを持ち味としており、本モデルではマホガニー材をボディバック材に採用することで、ローミッドの豊かさとホロウボディならではの箱鳴り感を味わえるサウンドに仕上げました。

安定性とビンテージサウンドが魅力のバーズアイサーモメイプルネック

本モデルのネック材には希少なサーモウッド加工が施されたバーズアイメイプル材を採用しております。
通常木材はギターとして完成した後も乾燥を続け、長い年月と共に反りやねじれの少ない安定した木材となります。
サーモウッド加工では高温の加熱処理を施すことで、木材から油分や水分を揮発させ、長い年月を掛けて経年変化した木材の状態へ近づけております。
その結果、ギター完成時から安定性が高く、また乾いたビンテージテイストを感じるサウンドを奏でる木材となります。