MT24-MV-TOCHI/R
希望小売価格¥280,000(税抜)
Specification
- Body
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Tochi 2P
- Neck
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Quartersawn Maple
- Fingerboard
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Indian Rosewood
- Nut
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High Density Bone(水牛骨)
- Bridge
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Gotoh® 510T FE-1
- Machineheads
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Hipshot® Grip-Lock Open
- Fret
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Jescar 9662NS
- Pickups
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Mojotone® Classic Humbucker Hot x2 + Classic Strat x1
- Controls
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1Vol,1Tone,5Way Switch,Coil Tap Switch
- Scale
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25.5inch
- Width at Nut
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42mm
- Fingerboard Radius
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310R
- Finish
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Top Lacquer
- Strings
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Elixir NANOWEB Light(.010-.046)
- Accessories
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プロテクトケース、六角レンチ、保証書
Introduction
Modern Virtuoso Series待望のMTモデルが新登場
2020年長野県松本市の飛鳥ファクトリーが製作するMomose Custom Craft Guitarsのラインナップに颯爽と現れた新機軸、それが『Modern Virtuoso Series』です。
シリーズ名に含まれる『Virtuoso』は芸術の(特に音楽の)名人、名手、大家、巨匠、という意味を持つ英語です。
『音楽の大家』というと、音楽室に肖像画が飾ってあるような少し仰々しいイメージがありますが、今やSNSを中心とする多彩なプラットフォーム上で様々な表現が出来るようになり、誰もが気兼ねなく自身を表現し発信することが出来ます。
『Modern Virtuoso Series』は伝統的なエレキギターの歴史に敬意を払いながら、細部のスペックを見直しアップデートを施すことで、全てのギタリストが名手と成り得る現代の音楽シーンにフィットするエレキギターを展開して来ました。
MCモデルの『MC-MV-SP20』を皮切りにエレキベースのMJモデル、MCモデル24フレット仕様、MCモデル7弦仕様など、コンセプトに恥じぬバリエーションを拡大して来ました。
そして遂に2022年ディバイザー大商談会にてMTモデルが登場となります。『Modern Virtuoso Series』が贈る新たなMTモデルから目が離せません。
MTモデル×24フレット仕様
従来のMomose MTモデルを基本に幅広い音域を扱う現代の音楽シーンに合わせ、24フレット仕様にアップデートを行っております。
言葉だけでは簡単ですが、従来のMTモデルのボディに24フレットのネックを合わせただけではバランスが悪化し、プレイアビリティの高いモデルにはなりません。
そのため、24フレット仕様として1弦側のカッタウェイの再設計はもちろんのこと、ボディ全体を僅かに小さく再設計することで、ボディシェイプを一見すると通常のMTモデルと同様に見えるよう職人の技術で仕立てられており、プレイアビリティの向上とルックスのバランスを両立させております。
和材『トチ』材のボディ
ボディ材には和材『トチ』材をセレクトしております。トチ材はトーンウッドとしてのポテンシャルが非常に高く、そのサウンドはトチ材を使用したモデルを演奏したアーティストからも高い評価を得ています。
重量も適度でサウンド面では嫌なクセが少なく、乾いたサウンドで中音域から綺麗な高音域が気持ちの良く響きます。また、オーバードライブを掛けた際の歪の乗りも良く、ハードな音楽でも存分にその味を楽しむことができます。
シーンを選ばないHSHのピックアップ配列
ピックアップにはアメリカ、ノースカロライナ州のハンドワイアリングピックアップMojotone社製を搭載しております。フロント・リアポジションに搭載しているのはハムバッカータイプの”Classic Humbucker” をセレクトしており、このピックアップは伝統的なハムバッカーに現代的な味付けを加えることで、低音を少し強調し、サスティンが長くなるように調整しております。二つのコイル間でターン数を変えたアンバランスな巻き方をすることにより、高音域の倍音とレスポンスを高め、クリーン時でもドライブ時でもクリアな音が保たれ、締まったボトムエンドと豊かなサスティーンが持ち味です。
センターポジションには明瞭な輪郭を持つクリーン・サウンドを指向して作られた”Classic “STタイプを搭載しております。アルニコ5マグネットのスタッガードポールピースやヘビーフォームバーワイヤーなどビンテージの仕様に基づきながら、各ポジション毎にポールピース間の距離など精密に測定し、最適な音質と音量のバランスを実現しております。
このピックアップをHSHで配列することにより、トチ材のサウンドを十二分に生かしながら、シーンを選ばず幅広いジャンルに対応することができ、多様なサウンドを求められる現場でも活躍が期待できます。
安定感の高い柾目メイプルネック
『Modern Virtuoso Series』の特徴でもあるのがネックに使用されているメイプル材です。一般的なエレキギターのネックよりも反りに強い「柾目」で木取りされた材料を使用しております。この柾目材は丸太から木材を切り出す際に、歩留まりが悪く多くはとれない木目ですが、ネックに使用した場合、弦の張力に対して木目の向きが強くなり、結果として順反り、逆反りといったエレキギターにありがちなネックの動きが少ない、強いネックに仕上がります。
精度が高いチューニングを約束するHipShot社ペグ&GOTOH製2点支持ブリッジ
1983年カリフォルニア州で設立されたHipshot社のロックペグを採用。正確に切り出された18:1のギヤとナイロン製ベアリングの組み合わせにより長期間にわたってスムーズな使い心地と正確なチューニングを維持します。搭載ペグはポストの高さが各弦それぞれ異なり、ナットに対して適切なテンションを与えます。この機構によりストリングガイドも不要です。
例えば極端なアーミングをする際に、ナットから先のストリングガイドやペグポストに何周も巻き付けられた弦は、アームダウンから戻る時にチューニングを狂わせる大きな要因になります。Hipshotのロックペグを使用することで、弦の巻きはほとんど無くなり(ペグポスト半周程度)、ストリングガイドで引っかかることもありません。これによりアーミング後のチューニングの安定性は飛躍的に向上します。
ブリッジには信頼のGOTOH社製2点支持トレモロユニットを搭載しております。
510Tシリーズは、従来のヴィンテージスタイルにはこだわらず、トレモロ装置としての機能を追求しました。クリアランスの少ない独自のアームシステムを搭載。可動の支点となるエッジ部の強度と耐摩耗性を確保する為、プレートには高硬度のクロームモリブデン鋼を採用。精密な加工とハイレベルな熱処理で仕上げました。支点部はスタッドロック(PAT.)を採用した2点支持アンカーナットタイプです。またサドルとボールエンド間で弦のプレートへの干渉を避ける為に独自の形状に成型されたFST機構(PAT.)を持つブロックを装備した事で、アーミング後のチューニングの復元性を飛躍的に向上させました。 (Gotoh社ウェブサイトより引用)
https://g-gotoh.com/productList/tremolo-510-series-ja/page/2/
Jescar製フレット搭載
もはやモダンコンポーネントギターでは定番となっているJescarフレットを採用しています。精密機械分野で数十年にわたり開発に携わってきた技術力で生み出されたJescarフレットは外観だけでなく既存のフレットと比較してもそれを均質性と安定性を持った品質を実現しています。
高密度の水牛骨(High Density Bone)ナット
一般的にナットやサドルの素材は牛骨のほか、タスク、象牙、ブラス、プラスチック、カーボンファイバーなど様々なものが存在し、それぞれに一長一短が見られるわけですが、Momose製品では一貫して牛骨素材のものを使用し続けています。
この度、従来よりさらに密度が高く、安定した品質のものを確保できる「水牛骨」によるナットを採用しました。
牛骨であっても部位や個体差により、骨の密度が高いところと低いところが存在します。密度が低い箇所だった場合、目視だけでもわかるほどに「す」が入っていたり、質感もスカスカしたものになってしまいます。今回使用する水牛骨は仕入れ段階で比重に基準を設け1.7以上のもののみ使用する事にしました。この基準は従来の牛骨よりも詰まっていて密度が高く、外観面、質感はもとより音質面でもアドバンテージになるものと考えています。象牙の比重は1.7から1.9と言われており、象牙と素材特性が近いのもその特徴の一つです。