OM-280 CUSTOM #003249
希望小売価格¥700,000(税抜)
製品番号:101 / 出展本数:1Specification
- Body Top
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Adirondack Spruce
- Body Side&Back
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Madagascar Rosewood
- Neck
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Honduras Mahogany 1P
- Fingerboard
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Ebony
- Nut
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High Density Bone(水牛骨)
- Saddle
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High Density Bone(水牛骨)
- Bridge
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Ebony
- Machineheads
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GOTOH/SXB510V 06M Ni
- Scale
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645mm
- Width at Nut
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44.5mm
- Bracing
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34 Semi-forward-shifted, Scalloped X Bracing
- Finish
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Lacquer
Introduction
百瀬が考えるハイブリットヴィンテージギター
本モデルは、1930年代のヴィンテージスタイルのギターをインスパイアしたモデルとなっています。ヴィンテージスタイルにモダンな要素を足した、百瀬が考えるハイブリットヴィンテージとも言えるギターに仕上がっています。百瀬自身のストック材から吟味した、トップ材には最高級アディロンダックスプルース、サイド&バック材にも希少な最高級マダガスカルローズを採用したモデル。本機ブレーシングには近年の百瀬作でメインとなっている 34’セミフォワードシフトを採用しスキャロップドに関しては本人のみがわかるほんの僅かな削り込みによって、絶妙なレスポンスとウッドトーンを得ています。
飽くなき探究心と熟練の技が織りなす ウッドトーン
そして今回最大の特徴とも言えるのは「ノントップ・プレート・ブレイス」。トップ・プレート・ブレイス本来の目的はサウンドホール上部に位置し主に補強材であります、1930年代頃には本機同様についていない仕様のものも多く存在し、本機はあえて忠実に再現しています。ノントップ・プレート・ブレイスで得られる特徴としては、ボディトップの振動効率が上がるため音の広がりやレスポンス向上に繋がります。本機ではボディ厚を始め細部から板厚を見直し再構築することで、耐久性と音圧面で大きなアドバンテージを得ることができました。
ネック鳴りまでも計算し尽くされる 百瀬の音
そして、ネックについては、ナット幅が44.5mmとやや幅広な設定で、ストロークだけでなくアルペジオでもしっかりとした握り心地で無理なく自然な力でプレイできるよう工夫されています。
百瀬が独自に解釈するギターこそがHeadway
1930年代のネックアジャストはノンアジャストが主流でありますが、本機ではアジャスト仕様にしており、のちの調整にも対応できるように現代風とアップデートされています。様々な仕様を百瀬なりの解釈によりヴィンテージ志向ながら現代の進化をしっかり反映しているハイブリットな仕様ともいえます。音色もウッド感がありながらも一つ一つの粒立ちがしっかり表現できる絶妙なバランスになっており熟練の職人が織りなす技の数々が詰まったギターといえます。