ROSETTA VESSEL-’21WSE OSG NA/OIL

希望小売価格¥330,000(税抜)

製品番号: 703 / 出展本数: 21

COLOR

NA/OIL

Specification

Body Top

Ohsugi

Body

African Mahogany

Neck

African Mahogany

Fingerboard

Ebony

Nut

Bone

Bridge

GOTOH/GTC101

Machineheads

GOTOH/SG510-EN07 MG-T

Fret

Jescar/9662NS

Pickups

Mojotone/Classic P90 + Hot Rod P90

Controls

1Vol, 1Tone, 3Way Switch

Scale

635mm(25inch)

Width at Nut

42mm

Fingerboard Radius

310R

Finish

Oil-Finish

Strings

Elixir/NANOWEB (10-46)

Accessories

ハードケース、レンチ、保証書

Introduction

岐阜県大湫神明神社の倒木した大杉から作られたギター

2020年7月の豪雨災害によって惜しくも倒木してしまった、岐阜県大湫町神明神社の大杉。
縁があってこの神明神社の大杉材を分けて頂くこととなり本モデル「ROSETTA VESSEL-’21WSE OSG NA/OIL」が誕生しました。


本モデルの売上金の一部は大杉の倒木によって被害を受けた神社や周辺施設の復興のため、大湫町に寄付されます。

ボディトップに大杉材を使用。ナチュラルオイルで仕上げています。

ギターの顔と言えるボディトップに大杉材を使用。その木目の魅力を引き出すために着色をせずナチュラルオイルで仕上げており、ピックガードの無いRosetta Vesselのデザインだからこそ、この年月の重みを感じさせる木目をお楽しみ頂けます。

この大杉にまつわる詳しいストーリーについてはこちらの二つの記事と本ページ下部の動画をご覧ください。

大杉に伝わる伝説を表現した指板インレイ

大湫神明神社の大杉には古くから伝わる言い伝えがあります。

「かつて水不足に並んだ人々が神明神社に七日間の願掛(がんか)けをすると、満願(まんがん)の日に白蛇が現れ大スギの根元へと消えた。不思議に思ってそこを見ると湧水(わきみず)が見つかり、これによって大勢の人々が住むことができるようになった」
「大湫宿が宿場として賑わうようになるとまた水不足に悩まされるようになった。白蛇の話を思い出した村人が再度七日間の願掛けを行うと、今度は黒蛇が現れて大スギの西側の根本に消え、喜んだ村人がそこを掘ると、これまでよりも多くの水が湧く泉を掘り当てることができた」” 
岐阜県瑞浪市ホームページより引用)

この大杉にまつわる、湧き水に人々をいざなった白蛇の伝説を11フレットから13フレットにかけて表現しました。

指板上のポジションマークを、湧き水の伝説からインスパイアされた水滴で表現。実用性とデザインの両面を備えています。

基本となっているモデルはDeviser30周年で復刻した『Rosetta Vessel』

この大杉ギターの基本となっているモデルは、春のディバイザー大商談会で10数年ぶりの復刻を果たし大好評を頂いた「Rosetta Vessel」です。
ホロウボディ構造と25インチスケールから生み出される独特のトーンが魅力の1本です。以下のその特徴をお伝えします。

Mojotone P-90 Classic & Hot Rod ピックアップ

アメリカのハンドワイヤリングピックアップメーカーMojotoneのP-90ピックアップを採用。リアポジションはやや出力の高い『Hot Rod』モデルを搭載しフロントとのバランスを取っています。レスポンスの良さと、エッジのあるアタックと丸みのあるウォームなトーンを併せ持ち、幅広いシーンで活躍します。

絶妙なテンション感を生み出す25インチスケール

所謂「ロングスケール(25 1/2インチ)」と「ミディアムスケール(24 3/4インチ)」の中間である25インチスケールを採用。ボディ形状とボルトオン構造から想像されるよりも若干緩めのテンション感が、独特な「ルーズ感」を生み出します。ロングスケールのギターだとテンション感がきつくチョーキングなどもし辛いと感じるプレーヤーにもおすすめです。

現場で大活躍の蓄光素材「ルミンレイ・サイドドット」

※こちらの写真は本モデルとは別のRosetta Vesselのネックになり、色味などが異なっています。

ステージでの演奏活動を行う現場のギタリストからの支持率が非常に高い「ルミンレイ」のサイドドットを採用。
光を蓄えて放出することにより、暗い場面での演奏においてもフレットの位置を迷うことがありません。
サイドドットにはオリジナルの2000年代当時から蓄光素材の物が使われていましたが、今回の復刻にあたってはより発光性能の高いルミンレイにアップグレ―ドしました。

復刻!手書き風ヘッドロゴ

Rosetta Vesselが当初生産されていた2000年代当時にも使われていた手描き風のロゴを再現しました。ボディトップにも使われた大杉の材がこちらにもアクセントとして入れられています。

また復刻モデルよりトラスロッドアジャストの溝幅を広めに拡張しロッド調整がより容易となりました。トラスロッドのナットを付け替えることも可能となり、よりユーザーフレンドリーな仕様となっています。

※ボディに採用した杉の特性上、稀にヤニが発生する場合がございますが、こちらは製品の仕様であり不良品ではございません。