VHF-180 CUSTOM ebony rod #003278

Introduction

アディロンダックスプルースとホンジュラスマホガニーの黄金比の奏で

トップ材にはプレミアムセレクトアディロンダックスプルース、サイド&バック材には最上級A4ホンジュラスマホガニーを採用した本モデル。百瀬が選りすぐるストックから更に選りすぐりの材料を選定したプレミアムウッドを使用しています。杢目が美しいばかりでなく、百瀬の音響特性を最大限に引き出すタップトーン技術は長年のキャリアで培った賜物といえます。
さらに、ブレーシングには近年の百瀬がメインで使用している 34’セミフォワードシフトを採用しており、僅かコンマ数ミリ単位で丁寧に調整されたスキャロップド加工によって、絶妙なレスポンスとウッドトーンを得ています。

鳴らすのではなく、弾き手が話すように鳴るギターを求めて

百瀬曰く「弾き手の鳴りを引き出してくるギターを目指している」―Headwayの発足より45年の月日を経ても尚、探究心と研究心の尽きない百瀬が弾き手に寄り添う本物のウッドサウンド。それは、一つの答えとして百瀬が求める理想に近づいていると語ります。

その唯一無二な構造から織りなす温かくより深みのある音色はノンアジャスタブルネックに特有のサウンドといえます。
ネック調整が容易にできないノンアジャスタブルネックを採用するのは、デメリット以上に音の価値があると百瀬は考えます。アジャスタブルロッドとは違う、より木の性質をダイレクトに音にできるギターが作れないか？と百瀬が45年のキャリアで導き出したうちのひとつの答えともいえます。

Headwayロゴはスタイリッシュでモダンな仕上がりに

ノンアジャスタブル仕様を考慮し、狂いの少ない目が通った極上ホンジュラスマホガニーをネックに使用し、指板には目の詰まった最上級エボニーを使うことで、シンプルな構成ながら木材選択が光る百瀬の「匠の業」が感じられます。

百瀬恭夫 より

「ノンアジャスタブルネックはロッド調整が容易にできない為、管理がデリケートになりますが、それを凌駕するほどアジャスタブルネックにはない木材本来の深みのあるウッディな音色を奏でます。このギターでしか出すことができない音をぜひ体感してほしいと思っています。
弾き込めば弾き込むほどにより温かく深みのあるギターに育っていくと思いますので大切に弾いてもらえると嬉しいですね。」