Headwayマスタービルダーの手による桜〜安井雅人モデル〜【ディバイザー大商談会2024】
「ディバイザー大商談会」までいよいよ残り10日を切りました!開催を間近に控えた本日は、Headwayブランドのコンセプトモデルよりマスタービルダー安井雅人のモデルを取り上げます。
コンセプトモデルとは
Headwayブランドをその歴史の中で長く牽引してきたマスタービルダー、「百瀬恭夫」。Headwayには百瀬が生前大切にしていた「長く安心して使えるギター」の信念と、百瀬から多くの技術と経験を正統継承したマスタービルダーが二人います。
幅の広いプレーヤー層に向けた比較的汎用性の高い仕様を備える通常のラインナップとは異なり、マスタービルダーの個性と思想をより強く反映させて独自のスタイルに昇華させたモデル、それがコンセプトモデルです。
桜材×マスタービルダー安井雅人
今年で10周年を迎える桜ギターシリーズ。今でこそ体系作られてきた桜ギター製作のノウハウも、発足当初は試行錯誤の連続でした。
それでも桜材に向き合い続け、桜材をアコースティックギターとして形作ってきた職人のひとりが安井雅人です。安井の手がけるATBシリーズのコンセプトモデルとしては初めてとなる、桜材を使用したモデル。本日は当モデルの仕様の一部に迫っていきます。
桜×マダカスカルローズの3Pバック
今回のコンセプトモデルのテーマである桜材はサイド&バック材に採用。バック材にはマダガスカルローズをセンターピースに組み込むことで、抜けの良いアタック音と高音域の煌びやかさを与えています。
その音に代替可能なものがないという安井の経験からマダガスカルローズを採用しておりますが、その中でもかつて日本国内の寺の建材として使用されたものを用いており、数十年以上かけてシーズニングされた材となっております。
ジャーマンスプルーストップ
トップ材には古楽器からクラシックギターなどあらゆる楽器に使用されてきた伝統ある音響材のジャーマンスプルースを採用し、高音の綺麗な響きと雑味のないサウンドを志向しています。
桜咲く安井オリジナル「Y500ヘッド」
ヘッドはこれまでの安井のコンセプトモデルでも採用してきた安井オリジナルヘッドストック、「Y500ヘッド」。今回のモデルでは桜材を使用したモデルということで枝から芽吹く桜をヘッドにデザインしており、そのモダンでスタイリッシュな外観に加えて華やかな印象を与えています。
絶妙なテンション感を可能にするピンレスブリッジ&ネックの仕込み角度
安井のコンセプトモデルの定番となりつつあるピンレスブリッジを本モデルにも搭載。ピンレスにすることでテンションをわずかに緩くし、スムーズなフィンガリングを可能にしています。また、ネックの仕込み角度をレギュラーラインナップよりも浅く設計することで、25.5インチスケールのメリットである広い音域を確保しながらも押弦しやすいテンション感に仕上がっています。
今回の安井のコンセプトモデルは特にフィンガーピッキングスタイルのプレイヤーに向けた1本となっており、弾きやすさや演奏性はディバイザー公式アーティストのまるやまたつやさんにも高評価をいただいています。
試奏動画は近日中の公開を予定していますので、新情報の解禁を楽しみにお待ちください。
今回のご紹介はここまで!本モデルの詳細については、5月22日公開の特設サイトにて公開予定!
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