「一生の愛機」

桜田紋二さん/34歳/男性

「HD-210」

元々はエレキ弾きなのですが、アコギが欲しくなり地元の楽器屋さんに相談。 元々出身が長野県松本市と言う事もあり、Headwayの存在は知っていたのですが高嶺の花のように思っておりました。ある日、絶対的な信頼を置いてるオグチ楽器さんの有村さんに、良いギターが入ったよと言われ見に行くことに。 ワクワクしながらそのギターを弾かせて貰い、開放弦を6弦から振り下ろしただけで衝撃。 その当時でも10年以上音楽をやっていて楽器を触って、音を出して衝撃を受けたことはなかったけどこのアコギに関してはびっくりする程衝撃を受けました。 もしも運命があるとすればこの瞬間だったと思います。 僕は値段も聞かずにコレ、買います。と伝えました。 メンテナンスもあるので1~2週間程経ってから東京の自宅に発送頂きました。 そこからはアコギはこれだけです。 音に関してはどのアコギよりも鳴りが良く、低音の出方が異常じゃない。 こんなに凄いアコギはどこに行っても、誰に弾かせても驚かれますし、良い楽器だねと言って貰えます。 秋葉原の楽器店でメンテナンス会があった時に安井さんに見てもらい、これはもしかしたら百瀬さんが作ったやつかも知れないねと言われたので、地元に帰省の時に工場見学にも行きました。 その時にアコギも一緒に持っていたので共に里帰り。 たまたま百瀬さんがいらっしゃったので、アコギを見て貰うと確かに百瀬さん自身も自分が作ったやつだねと仰っていました。 憧れのHeadway、憧れの百瀬さん作…震えました。 自分はもう20年音楽をやっていましたし、沢山の楽器を所持して来ましたが後にも先にも運命的な1本はこれだけです。