2021年4月10~11日にかけて開催の予定となっておりましたサウンドメッセ2021でございますが、昨今の感染拡大を受けまして本年の開催は中止とする判断が下されております。 弊社では数年ぶりの出展を予定しており、並々ならぬ意気込みで準備を進めておりましたが無念の中止を受けて「オンラインサウンドメッセ2021」を開催致します。 今回の展示モデルについて楽しんでいただければ幸いです。
2020年から「Headway Sakura Collection」と銘打って、桜の中でもさらに希少で特別な桜材を選定した一本物の桜ギター製作が始まりました。そして2021年…。ディバイザー創立30周年を記念し、Headway ASKA Team Buildシリーズでは通常使われないハイグレードで希少性の高い桜材と、豪華で手の込んだインレイワーク、すべて一本物の「Headway Sakura Collection 2021」モデルをお贈りいたします。ぜひ世界に一本しかない特別な桜モデルをお楽しみください。
ボディトップ材には希少なアディロンダックスプルース、ボディサイドバック材にはフレイム杢の出た山桜を採用したデラックスモデル。今回のテーマとした川(水)と桜、着物の女性からイメージした意味合いをまとめ、各所にデザインを施しました。「流れる水は腐らず」と言うように、常に新しく変わりながら姿をとどめている水の流れから変わり続けていく未来を表しており、まさにディバイザー30周年にふさわしいモデルに仕上がりました。カラーリングは、真夜中に咲き誇る桜とそれを取り巻く風景をイメージした「夜桜ホワイトグラデーション」を採用。ヘッド、ピックガードのインレイには、蓄光素材による満点の星を散りばめました。
ボディTOP:アディロンダックスプルース
デラックス仕様のみ、希少性の高いアディロンダックスプルースを使用。杢目の詰まったの美しいルックスとアディロンダックスプルースならではの低音から高音まで澄んだ豊かな響きを味わうことができます。ギター用の木材としてはトップクラスの価値を持つ材の一つです。
ネック:ホンジュラスマホガニー
HEADWAY ATBシリーズでは滅多に使用されないホンジュラスマホガニーをデラックス仕様のみ採用。ワシントン条約のリストに掲載されており輸入が困難であり非常に希少性の高い材料を使用しております。
限定サウンドホールカバー
デラックスモデルのみインレイの素材には白蝶貝など天然素材を使用しました。通常モデル比べて光沢感や高級感がより増した仕上がりとなっております。デザインは通常モデルと同様に今回のHEADWAY Sakura Collection 2021の製作テーマになった着物の女性インレイを入れました。加工が非常に難しい天然素材を数ミリほどに切り出し、入れ込んであります。ディバイザー30周年記念モデルでもあり、世界に一本のだからこそ実現した仕様です。
蓄光インレイ&限定デザイン
デラック仕様のみヘッド、ピックガードに限定デザインを採用。ヘッドには満開の桜をインレイにて入れ込んだ後にエアブラシを用いて細いカラーを吹き付けております。その上に満点に輝く星空を蓄光素材を用いて表現しております。同じくピックガードにも蓄光素材を使用しております。一本物だからこそ実現した限定の仕様となっております。
希望小売価格…¥420,000(税抜)
限定1本製作
希望小売価格…¥420,000(税抜)
限定1本製作
山桜は非常に硬質でメイプルに似た性質の木材。HEADWAY 桜ギターの基本となる木材でサウンドは中低域にピークがあり甘いトーンが特徴。カラーリングには日が落ちて夕暮れに染まる山桜を表現した「夜桜オレンジグラデーション」を採用。自然が生み出す一瞬の風景を切り取りました。
希望小売価格…¥420,000(税抜)
限定1本製作
希望小売価格…¥420,000(税抜)
限定1本製作
枝垂れ桜は一般的な木材としての流通量は極少数で非常に希少性の高い木材。非常に密度が高く重い木質をしており、力強い低音と輪郭のある高音域が特徴。カラーリングには、ライトアップされて夜の闇に浮かび上がる妖艶な枝垂桜をイメージした「夜桜パープルグラデーション」を採用致しました。
希望小売価格…¥420,000(税抜)
限定1本製作
希望小売価格…¥420,000(税抜)
限定1本製作
椨桜はクスノキ科の木材で、木質や見た目が桜材に似ており通称「椨桜」と呼ばれる。クスノキ科特有の堅さは非常に力強い芯のあるサウンドが特徴。カラーリングには、夜に咲き乱れる満開の桜をイメージした「夜桜ピンクグラデーション」を採用。椨桜の持つ派手な杢目がカラーを引き立てております。
希望小売価格…¥420,000(税抜)
限定1本製作
希望小売価格…¥420,000(税抜)
限定1本製作
水目桜はカバノキ科の木材で、木材の質や見た目が桜に似ており通称「水目桜」と呼ばれる。音質は力強いアタック感と芯があり、桜特有の甘さもある音になる。カラーリングには、強く咲き誇る一本の桜を照らす満点の夜空をイメージした「夜桜ブルーグラデーション」を採用致しました。
指板
指板全体を川と捉え、流れゆく桜の花びらと川に掛かる桜の木を表現しております。非常に細かいデザインのため、様々な材料を使用しております。インレイの上にインレイが入るデザインのため、一つの素材を埋めてから研磨を行い、新たにインレイが入る部分を彫り込み新しい素材を埋め込みました。そのため立体感のある仕上がりとなっております。通常であれば一回の工程で終わる部分を数回に分けて製作をしております。また指板デザインのポイントでもある赤い橋にも注目をしてもらえると幸いです。
ピックガード
ピックガードには水面に落ちた一枚の桜の花弁と波紋を表現しております。波紋となる素材を全て切り出し、絶妙な形状の違いや長さなどから判断をして適切な場所に入れ込んでおります。見た目以上に細く、複雑なパズルを完成させるような製作工程となっております。ピックガードにデザインが入るモデルは限定モデルの証となっております。
ヘッド
ヘッドには夜空に輝き、水面に映る月をインレイにて表現しました。今回のSakura Collectionの製作テーマの一つでもある夜桜のイメージを膨らませております。揺らいでる月の下には桜のインレイを散りばめており指板のインレイに繋がりを持たせました。
サウンドホールカバー
今回のHEADWAY Sakura Collectionの製作テーマになった“和傘をさした着物の女性”をサウンドホールカバーインレイに施しました。これまでのサウンドホールカバーより非常にデザインが細く、複雑なインレイワークとなっております。一番小さいパーツだと数ミリ程しかありません。全て1本物であり、ディバイザーが30周年だからこそ実現した仕様です。
Headwayのものづくりの理念の一つに「長く良い状態で安心して弾いていただける楽器づくり」ということが挙げられます。
その理念に従って、Headwayギターのネックはこれまで比較的肉厚な設計で製作されてきました。このネックグリップはHeadwayらしさの一つとして知られており評価も頂いてきましたが、その一方で、「太くて握り辛い」という印象を持ったユーザーも多くいると認識しております。
2020年、そういったユーザーの声に応えるためにもHeadway では新たに「Extra Slim Grip」としてこれまでとは一線を画すスリムな形状のネックグリップを開発しました。もちろん単純にネックを薄くするだけでは無く、カーボンバーによる補強を施すことによってHeadwayらしさである耐久性も考えぬかれています。
2種類のExtra Slim Grip
▲HD-115 A,S-ESV/ATB
▲HF-415 A,S-ESV/ATB
昭和からの定番モデル115と415。オーセンティックなルックスとHeadwayらしい明瞭で粒立ちの良いサウンドが特徴です。 フィンガーピッキングスタイルや、早いパッセージを難なく弾きこなすために薄くナローなネックグリップを好むプレイヤーの方へ向けて、現在ヘッドウェイが考える最も薄いグリップシェイプを開発しました。Vの字のようにネックグリップに頂点のある形状をしており、握り込んだ際のボリューム感を抑えました。さらさらとした肌触りのサテン仕上げを施しています。
▲HD-531 A,S-ESU/ATB
▲HD-531 A,S-ESU/ATB
プレイヤー視点で開発された500番シリーズ。Headway代名詞の「丈夫な造り」は保ちつつもシャープで近代的なルックスから柔らかく広がりのあるサウンドを奏でます。 Uの字のように手のカーブにフィットする丸みを帯びた形状で、少し使い馴染んだ後のネックのような半艶仕上げを施すことにより、適度に手がネックに吸い付く程よいグリップ感を実現しました。フィンガースタイルなどモダンな奏法にもおすすめです。
試奏動画
取り扱い楽器店
ミュージックランドKEY 心斎橋店 マネージャー:藤田友也
まずは弾いた瞬間、鳴り方が今までのATB500シリーズとは全然違う。 アドバンスドリアシフトブレーシングの501モデルはガツっと低音域が出る骨太のサウンドイメージがある中、今回の34ブレーシング採用の531モデルは中低音域に柔らかさがありながらも音の立ち上がりが早い印象です。 ピッキングのニュアンスも凄く出しやすく、ジャンル問わずオールマイティに使えるとは思いますが、個人的にはフィンガースタイルの方にオススメしたいですね。 今回のモデルで初めて体験した「Extra Slim Neck」も個人的には凄く好み。エレキギターのネックに近くて、握ったときの親指の位置がとにかく楽。 テクニカルなフレーズを弾く時もストレスを感じずらいのではないでしょうか。 あと、弦高も最初から低めに調整されてるのも嬉しいポイントですね。 今までHeadwayって少し弦高が高めだったので、そこに対してお客様からご相談をいただくシーンが多かったのですが、そのイメージをお持ちの方はこのモデルを持ってみるとビックリすると思いますよ。 今までの伝統の技やデザインはそのままに新しい事もユーザー目線で取り入れるという、飛鳥チームビルド(ATB)のコンセプトをしっかりと形にした1本とも言うべきNEWモデル。 「これ、マジでオススメですよ!!」天理楽器 橿原本店 店長:城口篤
実は個人的にある程度肉厚なネックシェイプの方が好きなのですが、そんな好みの差を全く感じられないぐらい自然な感覚で握れます。ストレッチが必要なコードボイシングでも無理なく押弦ができ、長時間弾いていても疲れにくく、その演奏感はもはや感動的ですらありました! ピッキングに対する反応にスピード感があり、強い音から優しい音まで、鳴らしたいタイミングで音が飛んでいくようなとても表現力の高いギターという印象です。かと言ってむやみにアタック音が大きいということもなく、アタック音がそのまま豊かなサスティーンに繋がっていく感覚が非常に気持ちのいい演奏感でした。 ソロ弾きでもコード弾きでも、どんな演奏スタイル、どんな演奏シーンにも応えてくれる万能なギターです!ミュージックプラントつくば店 店長:石井聡
STD、ATBの特徴でもあるしっかりとした厚めのネックグリップがHEADWAYサウンドの要因の1つであると今まで思っていました。 その特徴が、正直なところ一部のお客様へはお勧めし難い部分でもありました。 ここ数年はビギナーさんは勿論ですが、中級、上級の方が薄めのネックをご所望する場合も多々あります。 ソロギター等のプレイスタイルの普及も要因であると思います。 実際のネックグリップを確認し、ご自身のプレイスタイルと合っているかを確認することができるという事がリアルショプとしての利点の1つです。 サウンド面としては、個人的に一番懸念していたプレーン弦のHEADWAY特有の艶のあるサウンドが失われる事はありませんでした。 実際に触ったHF-501 A,S-ESU/ATBの印象は、他の HFタイプと比べよりタイトで、フィンガーピッキングでの立ち上がりもとても音楽的でした。 ネックグリップのバリエーションが増えたことによってより多くのお客様に国産HEADWAYを紹介できます。ミュージックミウラ 代表:三浦謙一
ヘッドウェイさんから新しいネックグリップのギターが登場するということで非常に楽しみにしておりました。 物凄く薄いネックのギターなのかな?と心配していましたが、実際握ってみると違和感がない! それでもすぐに違いが分かりました! ネックのグリップ感がジョイント部に近づいてもほとんど変わらない。普通はハイポジションにいくにつれテンションが上がって行く感じが、この新モデルにはそれが全く感じられません!ハイポジに言ってもテンションがきつくない! そして何よりカポタストを装着した時にノンカポとほぼ同じテンション感で弾ける!これは凄いなと思いました。3,5カポにしても力強く鳴ってくれます! 弾きやすさもサウンドの音の立ち上がりも最高です!是非一度手にとってこの感触をお確かめくださいませ!池部楽器店アコースティックステーションリボレ秋葉原 安広晴臣
シェイクハンドグリップでもクラシカルグリップでも弾き易いネック形状で、どのような演奏スタイルのお客様にもお勧め出来ます。プレイアビリティだけでなく、耐久性の面でも考慮され、さらにサウンドも細さ・薄さを感じさせず芯があります。ウェイトのバランスも違和感ありません。まさにストレスフリーのネックです。池部楽器店ハートマンギターズ 秋田晃平(画像左)& 石河太陽(画像右)
石河:Headway extra slim neck~ヘッドウェイのエクストラスリムネック~については、個人的にも注目していたディテールだったのです!弾いてみた印象は、(薄過ぎて逆に疲れる・・・)というような違和感も感じさせず、しっくり手に馴染みやすいネックだな!というファーストインプレッション! そこで従来モデルと持ち比べてみると・・・更にこのネックの良さが体感出来ました!!ローポジションの設計で1mmの差異があるとの事ですが、これがハイポジションまで移行していった時にかなりフィーリングの差を感じさせるのです!ネック裏に親指を沿えるようなスタイルで、ストレッチフォームが要求される音使いの際など、従来モデルの場合は、ちょっと肉厚感を感じ、正確な押弦に気合が必要なところが、ストレス無く楽に運指が出来ました!音質的にもネックを薄くした事でのネガティブな影響は、皆無!!ハイストレングスネックの確かな剛性感を感じ、安定感あるヘッドウェイらしい確かな鳴りは、同価格帯の中でも大変魅力的だと思います!! 秋田:最初に【Extra Slim Neck】をパッと握った時は、正直「あれ、従来の握り心地とあまり変わらないかな…」という感想でした。しかし、実際に弾いてみるとその弾き易さは一目瞭然(一弾瞭然?)!! 従来のネックとの差が1mmと、極端に薄くなっていないという所が“ミソ”となっており、パッと握った感じだと従来のネックと大きな違いは感じない…しかし実際に弾いてみると非常に弾き易い!!以前からのヘッドウェイファンの方にも違和感無く弾いて頂けると感じていおります!!ネックシェイプの選択肢が増えるというのは、プレイヤーにとって非常に大きなアドバンテージになるはずです。これを機に多くの方にヘッドウェイギターの魅力を感じて頂きたいですね!! 以上、ハートマンギターズのエクストラスリムツインズからのコメントでした!!島村楽器イオンモール浜松市野店 白井佑育
私自身手が小さく、肉厚なグリップに苦手意識を持っていました。 今回登場したExtra Slim Neckは非常に握りやすく、操作性が抜群でした。 変に薄いだけのグリップではなく、丁度いい厚みで剛性もしっかりとしているので安心して使っていけるギターだなと思いました。 カポタストを装着した際にも自然な握り心地で弾きにくさがないうえに、自然に鳴ってくれるのでストレスなく楽しめます! U Grip・V Gripと2種類あり好みがわかれると思いますので、ぜひ両方弾いて体感して頂きたいギターです。開進堂楽器MPC楽器センター高岡 Red Guitars 小林鉄平
握りの雰囲気は従来のネックと大きく差を感じないですが、いざ演奏すると不思議と弾きやすいく、絶妙な厚みに設定されています。剛性感も高く、ヘッドウェイらしい安定した鳴り、そして耐久性を確保。 どのポジションでもストレスなく演奏が出来き、演奏が楽しくなる1本。 サウンドとネックの太さで悩まれている方など是非体感して頂きたいです。 あなたの悩みが解決する可能性のあるギアに仕上がっています。詳しくは特設ページを御覧ください
おさむらいさんがメイン機材として10年以上使用しているHeadwayのギター「HJ-523」。 このモデルは2000年代中盤の短い期間に製作されており2007年の製作を最後に長らく生産終了となっていましたが、おさむらいさんの人気を受け2016年、Headway Standardシリーズから復刻版HJ-523STD(現名称 HJ-523 WX/STD)が発売されました。 そして2020年、HJ-523STDをベースとしながら更にブラッシュアップさせたおさむらいさんシグネチャーモデル「HJ-523 Osamuraisan Edition」を発売致します。本機の開発に当たりHeadwayではオリジナルHJ-523の仕様のより正確な再現と、おさむらいさんがHJ-523にカスタムを加えた部分も普及機として出来る範囲で取り入れることに努めました。
HJ-523 Osamuraisan Edition
シリアルと本人の直筆サインが入れられた特別証明書が付属
HJ-523 Osamuraisan Editionのサイドバック材に用いられているマホガニー材を使って作られたピック型キーホルダー。アンティーク調の金具が付属しています。飛鳥工場の職人が1個1個丁寧にオイル塗装で仕上げています。
2020年8月発売のおさむらいさん新アルバム「紫陽花は縋り付く」より「夜の道標」のTAB譜
特典①
イベント対象店舗にてご購入いただきますと、もれなくおさむらいさん本人の直筆サインがはいったポスターをプレゼント!!
・期間中、対象店舗でHJ-523 Osamuraisan Editionを購入すると追加特典でサイン入りポスターが付属します。
(※HJ-523 Osamurain Editionのみの特典となります、HJ-OSAMURAISANII、ストラップ等には付属致しません。)
特典②
店頭にて、おさむらいさん本人使用のピックアップを搭載した上級者仕様「HJ-523 Osamurain Edition モディファイ機」を参考展示!試奏も可能!!
詳しくは特設ページを御覧ください