今年も咲きます!『冬桜』モデル

2021年11月16日(火)に控えております『DEVISER ONE DAY GUITAR SHOW 2021』
記事やSNSにて少しずつ出展モデルの発表がありましたが、ここまで気になったモデルはございましたでしょうか?

さて、今回は皆さん気になっていることでしょう。
ONE DAY GUITAR SHOW恒例の”あのモデル”をご紹介いたします。

今年も咲きます!冬桜

一度目は10月~1月に、そして二度目は4月に、年に2回花を咲かせる桜の木があります。
冬の花は少しづつ咲き始め、散るときは花吹雪のように1度に散ることはなく、少しづつしぼんでいくと言います。花の色はやや薄いピンク色。
同じ桜と言いながら、一度に咲き、派手に舞い散る春の桜とは少し違う、控えめな印象をあたえるのが『冬桜』です。

そんな『冬桜』にインスピレーションを受けたモデルとして、2016年度の楽器フェアでHeadwayより3本の冬桜モデルを初出展。
以来、冬季限定モデルとしてHeadwayのみならずMomose、SeventySevenからも多数モデルが登場してきました。

そしてなんと、

今回は過去最多となる11本の冬桜モデルが登場予定!

それではここで、今年の冬桜モデル11本を一挙ご紹介!

…といきたいところですが、出展予定モデルは現在鋭意製作中でございます。
全て掲載しきれませんが、製作風景をお見せします!!

なんだか今までに登場したことがないシェイプがあるようなないような…?

物語性を帯びたインレイワーク

『ONE DAY GUITAR SHOW 2021』では、Headway、Momose、SeventySevenより総勢11もの冬桜モデルが出展予定となっておりますが、今回はその中から、Headway冬桜モデルをチラ見せ!
注目のデザイン、インレイワークを見ていきたいと思います。


ヘッドからボディに目を落としていくと、冬の寒空から地面へ向かって物語性を帯びたデザインがなされていることに気が付きます。

ヘッドの天神には雲に隠れた逆三日月が輝き、雪の結晶が舞っています。
一般的な桜は花弁を5枚付けるものですが、雪の結晶の周りを象るようにデザインされた桜の花弁は6枚です。
これは、所謂『四つ葉のクローバー』のような変異種で、見つけることができれば幸せになれるという云い伝えがあります。

そして指板にはヘッド側からボディ側へとしんしんと降る雪

12フレットに大きくデザインされたのは雪の結晶のように凍りついた冬桜
細かなピンクパールのインレイワークが夜空を模した漆黒の指板に映えます。
それらが落ちていく先には・・・

一人歩く『和傘の女性』
積もるほどの雪が降りしきっていたのでしょうか。道には女性が歩いてきた草履の跡が残っています。

江戸時代の仮名草子『薄雪物語』にはこのような歌があります。

 

『世の中は月に叢雲花に風 思ふに別れ思はぬに添う』

 

雲がかっているせいでせっかくの月が見えず、花には風が吹いて散ってしまう様子のように、世の中の好事はうまく行かないことが多い。想い人とはうまくいかないものだ・・・
という意味の歌です。

雪が降りしきる冬の夜道を一人歩く女性の後姿に、あなたはどのような物語を考えますでしょうか。

見る角度を変えると桜模様のホログラフィックが見え隠れします

そして、もう一点注目していただきたいのが『桜ホログラフィック』
見る角度、光の当たり方によって朧げに姿が浮き出たり消えたりする桜がボディにデザインされています。
そのなんとも儚い姿が『冬桜モデル』らしい控えめな雰囲気にマッチしています。

今回の発表はここまで!

チラ見せと言いつつもかなりお見せしてしまいました!今年の冬桜モデルの魅力は伝わりましたでしょうか?
気になる2021年冬桜モデルの全貌は11月16日『ONE DAY GUITAR SHOW 2021』開催当日をお楽しみにお待ち下さいませ。


ディバイザーのSNSでは開催当日に向けて毎日カウントダウン投稿を行っています!

もしかしたら今回ご紹介できなかった冬桜モデルやその他製作中モデルのモデルの様子が見れるかも・・・!?
要チェックですよ!!

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ONE DAY GUITAR SHOW2021特設サイトOPEN(2021年11月17日追記)

2021年11月16日(火)18:00に特設サイトを一般公開いたしました!
ご紹介したモデルはONE DAY GUITAR SHOW2021の出展品です。詳しくは特設サイトをぜひご覧ください◎