ディバイザーが行く!番外編 Music China 2024 in 上海

全国の楽器店をめぐる企画「ディバイザーが行く」ですが、今回は番外編!10月10~13日に上海で行われたMusic China 2024をレポートします!!

上海ってそもそもどんなところ?

日本との時差は1時間で、今回利用した中部国際空港からは体感で約2.5時間ほど。空港までの移動時間を除けば、国内旅行と同じくらいの感覚で訪れることができます。

今回私たちが降り立ったのは上海最大の空の玄関口「浦東国際空港」。ファーストインプレッションとして、この空港がとにかく広い!!

どれくらい広いのかというと・・・

キャリーケースを受け取る場所まで専用の地下鉄があります!!

どんだけ広いんだ・・・

荷物を無事受け取って歩を進めていくと、次に目に飛び込んできたのは…

「磁浮(Maglev)」

英語ではマグレブと呼ばれるこの乗り物、いわゆる「リニア」というものです。中国語の簡体字の通り、「磁石の力で浮きながら」高速移動する仕組みだそう。磁石がなければエレキギターのピックアップも生まれなかったわけで、偉大な発明者に感謝しながら、いざ乗車です。

いかにもなSF風の駅と車両に少年の心をくすぐられます

最高速度の時速400kmを期待していたところ、パンデミック以降は300kmに制限して運転しているとのこと。残念!

あっという間に目的の駅に着くと、Music Chinaの会場からほどなくした場所にある観光地「外灘(バンド)」に向かいました。

かつて外国人居留地であったヨーロッパ調の建物を抜けると、上海タワーを中心に広がる近未来的な超高層ビルに迎えられます。

出発前は治安や現地での移動など不安に思われますが、一歩足を踏み入れてみるとその心配を吹き飛ばすほどのスケールに圧倒されます・・・!

Music Chinaとは

アメリカで行われるNAMMショーと並んで知られる、アジア最大の楽器見本市です。特筆すべきは何といってもその圧巻のブース数。中国はもちろん、香港やその他アジアの国からも多数の出展があり、ギターに関係するエリアだけでも1日では回り切れないほどです。

誰もが知るような有名ブランドから、新進気鋭のギター工場のブース、はたまた怪しさ満点の製品まで・・・。国内のイベントとは大分雰囲気が異るのにすぐに気付かされます。ギターやベースの本体以外にも、ケースやストラップの専門業者やNCルータを展示するメーカーなど、ギターに関連するありとあらゆるものが出展されていました。

日本でもおなじみのペダルメーカーのブースでは、天才少年ギタリストによる演奏も…!

昨年はコロナ禍明けということもあり、私たちのような外国人の来客は少なかったですが、今年はヨーロッパなどからの参加者も多く感じました。生活必需品はもちろん、ことギターにおいては圧倒的な生産量を誇る中国ですので、世界からの期待度の高さにも納得です。

中国でも大注目のディバイザー製品

昨年に引き続き、中国の輸入代理店「Astra」ブースではMomose、STR、ロゼッタの3ブランドが展示され、多くの注目を集めていました。今年は飛鳥ファクトリーの代表 八塚悟もブースを訪れ、中国のお客様のたくさんの温かい反応を頂きました。

Seventy Sevenの輸入代理店、「Mega楽器」のブースでは限定モデルのEXRUBATOやALBATROSSたちがお出迎え。こちらもAstraブースに負けず、活気あふれるブースに仕上がっていました!

さらに、野外ステージではBacchusのオフィシャルアーティスト、Nathania Jualimによるスペシャルライブも開催。体を揺さぶられるグルーブ感と感情のこもったソロ・プレイに、一人のギタープレイヤーとして完全に心をつかまれてしまいました…

今回演奏されたうちの一曲、「Dream On」は各種サブスクリプションでも聞くことができます。必聴です!!!

旅の楽しみはやっぱり・・・

海外旅行といえばやっぱり現地の食事!旅の道中で出会った料理を発表です。

①中華と言えばの王道料理

回るテーブルにチンタオビール!これだけでもテンションが上がりますが、写真にも写っている北京ダックは最高でした!

②会場で食べた謎ラーメン

よく見ると他の社員が頼んだご飯のセットとラーメンの具が一緒のような…

さすがの広さだけあって、マックやサブウェイなどのファストフードも会場に入っています。しかし、せっかくなので現地の料理が食べたいところ。フードコート風の場所で中国語の響きだけでメニューを選んだところ、あっさりスープの謎のラーメン?が登場。昼ご飯には似つかわしい巨大な角煮が目に入りますが、そんなことよりも量がすごい。「絶対2玉以上ある…」と心の中で思いつつも、歩き疲れた体に染みわたりました。

③極まる辛さ!四川料理

アツアツの湯気とともに運び込まれてくるのは、どれも日本ではお目にかからない真っ赤な見た目の料理。ビギナーレベルって聞いてたのに、「話が違うぞ!!」と言いたくなる辛さでしたが、ピリピリとくる山椒にご飯が止まらない、これぞ「本場の味」を堪能しました!

今回の旅を振り返って

現在中国への入国にはビザの取得が必要なためややハードルはありますが、それでもこの圧倒的な展示規模と会場を訪れる人々の熱気は国内の展示会では体験できないと思います。一般参加日も設けられているため、ギターファンの方は機会があればぜひ一度足を運んでみてください!

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