【ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り】番外編 ~The NAMM Show 2025 ~

日本全国の楽器店を巡る企画「ディバイザーが行く!」ですが、今回はまたまた番外編。昨年秋のMusic Chinaに続き、世界最大の楽器ショー「NAMM SHOW 2025」に参加したレポートをお届けします!熱気に包まれた会場の様子とその旅路をご覧ください!

開催地はアメリカ、ロサンゼルス!

NAMMが開催されるのはアメリカの西海岸に位置するカリフォルニア州、ロサンゼルス。日本との時差はなんと17時間もあります!日付変更線をまたぐため、移動中はタイムリープさながら時間を遡ります。

夜の8時ごろ羽田空港を飛び立ち、ロサンゼルス国際空港に到着したのは同じ日のお昼過ぎでした。分かってはいましたが、10時間を超えるフライトでクタクタに。しかし、空港を一歩外に出るとそこには眠気も吹き飛ばすアメリカの街並みが…!カリフォルニアの風を感じながら、会場のあるアナハイムに向かいます。

こちらは道中で立ち寄ったドジャース・スタジアムから見た景色。美しい夕焼けと広大なロサンゼルスの街並みに終始圧倒されました。

会場のあるアナハイムは日が落ちると美しいライトアップに包まれます。澄んだ空気に加えて周辺は高層ビルが少ないため、夜空も非常に綺麗に見えました。

ロサンゼルス探訪

NAMMに向かう前に少しより道を。ロサンゼルスの街を探索しながら、ハリウッドにあるおそらく”世界一有名な”楽器店に向かいます。

道中の「ダウンタウン」エリアは観光の名所。チャイニーズシアターもその一つで、アカデミー賞の授与式が行われるなど、ハリウッド映画の歴史を語るうえで外せない場所です。あの有名な看板も遠くに見えました!

実はイギリス英語だとハリウッドではなく、”ホリウッド”が正しい発音だそう

途中立ち寄った「メルローズ」も有名なスポットとして知られます。まるで映画のセットの中に入り込んだかのような街並みと、アメリカンなお店が軒を連ねており、歩いているだけで気分はハリウッド俳優です。

昼食は「これぞアメリカ!」なハンバーガーに。一ドル約160円 (※2025年1月時点)という円安真っ只中、ポテトとドリンクのセットでなんと20ドル(約3,000円)…!

食事ひとつからも、アメリカと日本の経済状況の違いが身に染みます。

そして、ついに目的の場所「ギターセンター ハリウッド」に到着!ギターヒーローが描かれたアーティスティックな建物で、入店前からすでにワクワクさせられます。入り口にはテレビや写真でおなじみの手形も。

店内は日本の楽器店などと比べて天井が非常に高く、そして圧倒的な在庫数。ドラムやキーボードなど、ギター以外の機材もところ狭しと並びます。その外観からも分かるように、楽器店としてだけでなく、町のシンボルとしての機能も果たしており、多くの観光客が訪れていました。

日本ではお目にかかれないようなビンテージ・ギターの数々はもちろん、いかにも”ロック”なスタイルのギターが多い印象でした。逆に、Momoseをはじめ「信州ギター祭り」で見られるような杢目を生かしたギターはあまりない様子。

和材のすばらしさをもっと発信しなければ・・・!!

NAMM会場の様子

横道にそれてしまいましたが、いよいよ会場のレポートです!冒頭でも触れたように、NAMM Showは世界最大級の楽器見本市として知られるイベント。毎年1月下旬に開催され、ギターはもちろん、音楽・楽器に関連する世界中の会社がブースを出展します。

近年では最大の出展規模!

今年はコロナ終息後として最大規模のブース数とのこと。有名ブランドが出展を再開したり、個人ルシアーも多数展示を行っており、会場は終始熱気に包まれていました。特設ステージや会場のあちこちでハイレベルなライブ・パフォーマンスも行われ、音楽好きにとってはまるで天国のような空間です。

2日目以降は来場者もどっと増え、その注目度の高さを伺える盛り上がりを見せていました。(メインフロアでは、動画の通り前に進むのもやっとの状態に…)

ディバイザー担当と Andre Dinuth (左) 、Wanda Omar(右)

会場ではインドネシアのBacchus公式アーティストともミーティングを行いました。インドネシア国内のみならず、世界中にフォロワーを持つ大注目のギタリスト・ベーシストの二人。

昨年末にはBacchus Universeシリーズより、Andre氏のシグネチャーモデルも完成!インドネシアでの先行発売が開始されると、大きな反響をいただきました。

製品ページでは本人による試奏動画も公開中!テクニカルなプレイの数々と圧巻のグルーブ感は必見です!!

Mojotoneチームとのミーティング

Mojotone担当のKeithさん

ディバイザーが国内代理店を行っているピックアップメーカー、Mojotone社とも会場で合流。日本国内での反響やアメリカのギター市場について、そして今後のさらなるコラボレーションについて話し合いました。Momoseの商談会モデルなど、今ではおなじみとなったMojotone製のピックアップですが、その最初の出会いも振り返るとこのNAMM Showなのでした。

NAMMの旅を振り返って

今回の参加を通じて実際に現地の文化に触れることで、日本やアジアの国と比べたアメリカの今を肌で実感することができました。これまでに「ディバイザーが行く」で取り上げたMusic Chinaや日本のショーでは各ブランドの代理店が展示を行っているケースも多いですが、ことNAMMにおいてはメーカー自身が展示を行っているブースが多いため、同じメーカーとしてとても刺激を受けました。さらに、会場では今後の製品開発に生かせるアイデアもたくさん発見。今後どのような形でディバイザー製品に反映されていくのか、ご期待ください!!

ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り特設サイト

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